【独家采访中文版】今村圣奈出道5个月的独白(2022/8/10)
不断刷新JRA各种记录的栗东特雷森18岁女骑师今村圣奈终于即将解禁G1资格。直到8月10号为止,包含地方4胜在内获得了本届新人里最多的29胜,离解禁G1的标准31胜之差2胜。在这人气高涨的时刻,我们对她进行哦了独家采访。从出道时经历被瞩目的不安,到意想不到的兴趣。接下来请收看《18岁今村圣奈的自白》
G1资格【only 2】
--我成为我梦想中的骑师已经五个月了。
圣奈:在出道之前,我非常兴奋,但当我开始比赛后,我意识到现实并不那么甜蜜,尽管这是我梦想的工作。我自我安慰“世界上哪可能真的会有闪闪发光的工作啊。“”说实话,我一开始挺失落的。
-那现在呢?
圣奈:后来我遇到了很多好马,背负着很多人的情感去比赛。 包括我的连胜在内(刷新了女骑师的7周连胜的记录)我每周都会被新闻采访。 正因为这样,我现在变得更强。

今年7月在CBC赏中首次参加重赏并且首次获胜。
-7月的CBC赏第一次参加重赏就赢了(踢M斯巴达)
圣奈 第一次参加重赏就能获得这样的机会对相关人员充满了感激,让我在比赛中能够自信地骑行。 在和踢M斯巴达一起获胜后,周围看我的眼光也变了,好评变多了。 但是,如果我不好好的脚踏实地就不太好了。以后的日子里我不会忘记现在这种感激的心情。
-你在出道前能想象到你现在的表现吗(到8月10号为止就赢了29场)?
圣奈:我有大致想过要赢几场,但是我不知道会发生什么事情,所以出道时没有给自己设定过什么目标。 在赛马学校的模拟战我从来没赢过,所以我不知道赢了是什么感觉,我的性格就是如果我把目标定得太近,我就会不断的为难强迫自己,所以我认为抓住眼前的机会的态度对我来说是好的。
福永和川田的指导
--你好像经常像前辈们请教
圣奈:福永教我比赛的策略以及如何处理马匹。 川田教我如何在比赛里强力的追赶(怪不得现在后追这么6)。他俩都是职业选手,我从他们这里学到了很多精神面的东西。
--这个月8号,签约了horipro这个经纪公司
圣奈:很多前辈都很他们签约,所以我比较放心。我希望让自己能够集中在赛马的环境里,这样能够更加的精进。
-你周围的人对你的期望是否与日俱增?
圣奈 我很感谢媒体的报道,我认为我之所以有今天的成就,是因为那么多人的支持。 媒体对我进行了大量报道,但我想保持冷静。
一边 "哭 "一边去看比赛?
--顺便问一下,你在私人生活中迷上了什么?
圣奈:我在奈飞上看电视剧。 有一天,我在去当地交流赛的路上在车上看了《空中急诊英雄》,我一边哭着一边去赛马场(笑)。
-最后,骑师的魅力是什么?
圣奈:每匹马都集结了很多人的思念。最后的工作由骑师来完成。 当取得成绩时,许多人感到高兴,也有人会感到沮丧。 当你获胜时,你可以与许多人分享你的喜悦,我想这就是骑师的魅力。 一旦你体验过,它就会激励你再次努力工作并再次获胜。 对我而言,我想通过取得成绩给很多人带来梦想和希望,所以我认为骑师真的非常有魅力

=============================日文原版=======================
JRAで数々の記録を更新中の女性ジョッキー・今村聖奈(18=栗東)のGⅠ解禁がいよいよ迫ってきた。10日時点で地方4勝を含めて新人騎手ではトップの29勝をマークし、GⅠ騎乗が可能となる通算31勝まで“マジック2”となっている。周囲の期待が高まる中、東スポ競馬が独占インタビューを敢行。デビュー時から注目を浴びる中で経験した戸惑いと不安、さらに意外な趣味に至るまで…18歳・聖奈が激白した。
GⅠ騎乗「マジック2」
――憧れの騎手になって5か月がたちました
聖奈 デビュー前はすごいキラキラした気持ちでいましたけど、憧れてなった職業なのに、いざレースに乗ると現実は甘くないことを痛感しました。キラキラした世界はどこにあるんだろう?という喪失感が最初は正直ありました。
――現在は?
聖奈 その後はたくさんのいい馬に巡り合わせてもらえましたし、いろいろな人の思いを背負って競馬ができました。その中で連続勝利(女性騎手新記録の7週連続勝利)など、毎週のように記事にしてもらってコメントを求められることがありました。それがあったからこそ、今は自分自身が強くなれたというのがあります。
22年7月のCBC賞で重賞初騎乗初制覇
――7月にはCBC賞(テイエムスパーダ)で重賞初騎乗初Vの快挙を達成しました
聖奈 初めての重賞でいきなりチャンスをいただいて関係者の方には感謝の気持ちでいっぱいでしたし、レースでは自信を持って乗ることができました。テイエムスパーダで勝たせてもらってからは周囲の見る目も変わってきて、いい意味で評価してくださることも多くなりました。ただ、ちゃんと地に足をつけていかないと良くない部分もあると思います。現状に満足せず、感謝の気持ちを忘れることなく、過ごしていきたいと思っています。
――現在の成績(10日終了時点で通算29勝)はデビュー前に想像できましたか?
聖奈 何勝できたらいいなというのはありましたが、いつどこで何が起こるかわからないというのもありましたし、デビュー時に大きな目標は掲げていなかったんです。競馬学校時代の模擬レースでも勝ったことがなくて勝つということをわかっていなかったですし、目標を近くに置きすぎてしまうとまた次から次へと自分に無理難題を押し付けてしまいそうな性格なので目の前のチャンスをモノにするという姿勢が自分には合っていると思います。
福永さん、川田さんからの教え
――先輩ジョッキーに助言を求めることも多いと思いますが
聖奈 福永さんからはレースの組み立て方など、馬に対する扱い方を教えてもらっています。川田さんにはレースでの力強い追い方を教えていただいています。お2人ともプロスポーツ選手としてメンタルの部分で学ばせてもらうことが多いです。
――8日に芸能事務所のホリプロとマネジメント契約を結びましたね。
聖奈 多くの先輩が所属されていて、心強く感じます。競馬に集中した環境に身を置けることでより一層競馬に精進していきたいですね。
――周囲の期待も日増しに高まっていますが?
聖奈 報道していただいてありがたいなという部分もありますし、今があるのは周りの方の支えがあってこそだと思います。メディアの方々に大きく扱っていただいていますが、自分は冷静に対応していきたいと思っています。
〝号泣〟しながら競馬へ!?
――ちなみにプライベートで今、ドハマりしているものは?
聖奈 ネットフリックスでドラマなどを見ています。先日、地方交流競走へ向かう車中で「コード・ブルー」を見ましたが、号泣しながら競馬へ向かいました(笑い)。
――最後に騎手の魅力は?
聖奈 1頭にはたくさんの人の思いが詰まっています。その最終の仕事をするのがジョッキー。結果が出ればたくさんの人が喜んでくれますし、悔しい思いをしたらたくさんの人が悔しい思いをします。勝ったときは多くの人と喜びを分かち合えることができますし、ジョッキーとしての魅力だと思います。それを一回味わうとまた頑張りたいな、また勝ちたいなとモチベーションの向上にもつながります。私自身、結果を出して多くの人に夢と希望を与えたいと言っているのでジョッキーの魅力はたくさんあると思います。