【日本小2道德】31#目前,我能做的事

今、僕に出来ること(目前,我能做的事)
二〇一一年(平成二十三年)三月十一日。僕達の町を、大きな地震と津波が襲いました。水、食べ物、電気、家、今まであって当たり前だと思っていたものが、一瞬でなくなってしまいました。
(2011年(平成23年)3月11日。大地震和海啸席卷了我们的城市。水、食物、电、房子,迄今为止,认为其存在是理所当然的事物一瞬间消失了。)
そんな中、瓦礫を片付けてくれた人、水を運んでくれた人、地震の時に一緒に泊まってくれた先生や友達。その時から、僕の心の中は、ありがとうの気持ちが、溢れそうなくらい、いっぱいになりました。
(其中,清理瓦砾的人,搬来水的人,地震时一起留宿的老师和朋友。从那时起,我的内心中满溢着对他们的感激之情。)
修了式の日、「春休みの宿題は、一日に一回以上『ありがとう』と言われることです。」と、先生が言いました。
(结业式这天,老师说道:“春假的作业是每天被人道谢一次以上。”)
その時僕は、家がなくなって、色々な所に避難している人のことが気になりました。
(那时我很担心没了家,在各个地方避难的人。)
(僕に何か出来ることはないだろうか。)
(有没有我能做的事呢?)
こう考えて、僕は避難生活を送る人のお手伝いをすることに決めました。
(如此考虑着,我决定帮助过着避难生活的人。)
僕は今、避難所で、水汲みや食事配りのお手伝いをしています。
(我目前在避难所帮忙打水以及分发饭菜。)
「どうぞ。」と、パンを渡すたびに、「ありがとう」と、沢山の人から言われます。いつの間にか僕は、皆に喜ばれるのが楽しくなっていました。
(“请。”我每次递出面包,很多人都向我道谢。不知不觉间,我渐渐觉得让大家感到高兴很愉快。)
今、僕に出来ることは少ないけれど、大きくなったら建築家になって、津波に強い町を作りたいです。そして、家のない人に、丈夫な家を造って、「ありがとう」と言われるようになりたいと思っています。
(目前,我能做的事很少,不过等我长大后要当建筑家,建造能应对海啸的城镇。然后,为没有家的人建造牢固的房子,然后被大家所感谢。)
ありがとうの宿題は、僕が大人になるまで続きます。
(感谢的作业,我要一直做到长大成人。)

