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【边狱公司】异想体故事 日文 大罪及镜牢

2023-04-04 14:33 作者:鱼哥子  | 我要投稿

暴食大罪

観察レベルなし

いつ頃でしたっけ、私が偶然ジャングルを通ることになったときのことです。

大きな花や木、奇想天外な見た目をした蜂や蝶がいる場所でした。

そのような空間には、私たちが予想だにしない生命が多数存在します。

まるで…あの花のようにです。

植物は通常、独りでには動けないと言われております。地面に根付いたまま、二度と動くことは出来ません。

そしてそれが、動物との違いだと言われております。

しかし、これらは植物ですが、群れで動く野獣のようなものです。

荒々しい歯のついた花を頭のように前へ突き出し、集団で私たちに向かって突進してきました。

既に手足となってしまった根では栄養を受け取ることができず、栄養を保存できるそうな器官もないように見えます。

それにもかかわらず、その茎はからからに乾いたまま、失った栄養を得られる場所を探しているようでした。

口には何かを詰め込み続けるが、まったく自らを満たせない…。

怪奇な生き物のようです。

 

怠惰大罪

観察レベルなし

それは岩のごとし。

いかなる方法であれほどの質量を持ちし物体が動けるかは分からぬ。科学とは全く連関性の無きかたちであったが、もしやするといかなるものよりも科学的な物質やも知れぬ。

それは常に浮かび、静止せり。

真中に嵌められし目玉をぎょろりと動かしけり。やがて気が向かば他の者へと向き、ぶつかることもありけり。

それが何に心を動かせらるかは、未だ分からぬ。しかしそれを必ず知るべきや?とも思ひける。

もしやすると石ころは生きたり。

それを生命と呼ぶ者はおらぬが、私もまた誰かが生命であると呼ばずんば、生きてはおらぬやもしれぬ。

ただ我々は煩わしく思うらん。

そうであると思いしものを、そうであらぬと考えることが。

あの石ころは定めて怠なる生命なり。

そして私もそうであらむ。

 

憤怒大罪

観察レベルなし

あの長ぇヤツについて書けって?

干からびたイカの脚っぽくて…真ん中に赤い水みたいなのが流れてたな。

バットで二回くらい殴ったんだけど、ちりめんじゃこみてぇな見た目の癖して結構頑丈だったんだよな。

それよりも問題だったのが…あの野郎、攻撃が変だ。

鋭そうな口を人の身体にブッ刺して…その赤い水を身体に入れてくんだよ!

空きっ腹に酒でもぶち込んだみてぇに痛ぇんだよ…イライラして…苦しくて…。

あぁ、とにかく気分が変になるんだ。なんでもないことに怒ったりな。

それを受けたヤツらの何人かは爆発したんだが、出来ることならオレは経験したくねぇな。

→どうでも良いことに怒ってるのはいつものことじゃないですか?

→うっせぇ黙れ。

 

憂鬱大罪

観察レベルなし

-透明な身体で構成された、虫の形態をした何かだ。

-生命というには、それが生命として成立するいくつかの物理的条件が満たされていない。

-それの身体は水で満たされている。

-その中には臓器と思わしきものも存在する。しかしそれが臓器として作用しているようには見受けられない。

-中に満たされた水も、生命活動のためのものではないように見える。

-それはただ、溜まっているように見える。

-何かを考え込んでいるような表情だ。あるいはただ、動物性ブランクトンと類似しているのかもしれない。

-続けて眺めると、心が文字通り沈む。

-沈んで…昔のことが思い浮かぶ。

-…あまり良い気分ではない。

 

色欲大罪

観察レベルなし

それらは、おぞましい肉の塊のような見た目をしています…。

前には不気味な口もあります…舌かと思ったんですけど、その口の中には手がありました。

二本の腕がぐるぐると絡まった…手です。その中にある目が、僕を穴が空きそうなくらい見つめてくるのを見ました。

これじゃ足りないという風に、血眼になって、僕を食べて肥えようとしているみたいでした。

言葉で聞いたわけじゃないですけど、分かったんです。

…そんな目を見たのは初めてじゃなかったからです。

 

傲慢大罪

観察レベルなし

昔から、技術の成長は車輪に喩えられたものです。

人間が自然に無かった何かを想像するだけではなく、現実化できる能力を自覚する契機でもありました。

同時に、人間が傲慢な生物になった契機でもあります。

それゆえ傲慢は車輪の形態を取っている模様です。

鉄の輪は回ることをやめないようです。

それが肉を抉れど、芝生を踏み潰せども、気に留めていないように思われます。

なぜなら、自分は転がれて…。

その他は、転がれませんから。

 

断首魚

観察レベルなし

それは魚類のように見える。

-それの頭があるべき場所は切断されている。

-切断面は綺麗で、剣や鎌などの片刃の刃物で切られたものと推定される。

-頭が切られたにもかかわらず、動作が観測される。幻想体の特性上、頭が切られたことが活動の如何と関係が無いということは知っているが、記録しておく。

-胸元に膨らんだ嚢胞が見える。正確に観測することは出来なかった。

-追加的な観測が行われた場合、新たに叙述する。

観察レベル Ⅰ

胸元で膨らんだ嚢胞に何かしらの現象が観察される。

-それは花のようにも、あるいは人間の脳や脊髄のようにも思われる。

-それはその嚢胞を膨らませて振り下ろすこともあり、瞬時にその嚢胞を収縮させて液体を噴き出すこともある。

-様々な攻撃に使用される重要なオブジェクトと判断される。迅速な破壊が有効に思われる。

--追加的な観測が行われた場合、新たに叙述する。

 

路地の番犬

観察レベルなし

これを観察せし結果を消化せん。

これのかたちは、あたかも黒き狼を三つばかりをごちゃごちゃと繋ぎしものに見ゆ。否、口はそれより多きゆえ、はたや三つ以上かもしれぬ。

それらの頭には、誰やも分からぬ程に黒く焦がりし人間の形態あり。あれほどに燃ゆらば形態を維持できず灰となり崩るべきを、それは丈夫な形態に筋肉の動きも稀に見ゆ。

そして彼らの身体には囚人に刺す杭がごとき木の電信柱が数多刺さりけり。電線も数多架かりけり。稀にそこより電気が流るるようではあるが、いかで電気が流れむ。当職には見当が付かぬ。

報告は以上なり。

観察レベル Ⅰ

これと戦闘を行う便りあらば、述懐せり。

それはあたかも何かに憑かれたかのごとく、私に押し掛きけり。

誰かの命で戦ひし獣、あるいはただ食を求めし獣の像とは程遠し。

もしやすると、それは押し掛くるほかに、選択肢の無き存在やもしれぬ。

それの背に紫の電気アアクが落ちし様を見けり。さても、実験室にても同一環境に置かれし動物が居し心地せり。

電気刺激により、他人の意図せし動きにて操作することあたう。

それと同じ行動であるか、ゆかしく思ひけり。

それの足の爪に掻かれしは大きな痛みでありけるが、少しの哀れみが生まれしこともまた事実なり。

報告は以上なり。

観察レベル Ⅱ

これは雷鳴りのごとき泣き声を持ちけり。

より詳細に言うなれば、世界中の雷鳴りと稲妻がこの身に降り注がんようにそれを集めしに、唸りと雷鳴りが共にしていると言えども過言にやあらず。

自然とこれの電気がいずこよりものしつるか、知りけり。

これは動く蓄電池がごとし。落つる稲妻をさながら身体に抱き、それを自分の力として使いけり。

されどその力を使用するは、自ずから強くならんためなぞにあらず。

その集めし電気の指し示すかたへ動くようなり、あたかも天の意に動きし錯覚をおぼゆ。

さなる物思いに耽りしに、ファウスト嬢が幻想体にそのような所感を持つことは正しくないと私を覚ましけり。

感傷的に移ろいなんとするを、報告は以上で終いけり。

 


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