【孤独摇滚同人文】アルファな私とオメガな貴女#1(节选)

原作者twi:@nokiya_atelier
借助翻译机器瞎翻,构思修改,图文无关,插图注释对应作者,部分内容码去,也是码了挺久的字,希望过审。
春が香る時期がやってきた。
春意盎然的时节到来了。
ある人にとっては花粉症の時期が過ぎて気が楽になる頃と同時に別れが多くなる時期で花粉症のせいで涙が止まらない人も大勢いる。
对于有的人来说,意味着花粉症时期的离去,在心情稍微放松的同时,也意识到离别时分悄然而至。究竟是因为花粉过敏还是离别感伤而留下的眼泪便不得而知。
ぼっちだった時代はそんな行事とは一切無縁の生活をしていた。
//独白
以前我独身一人时,过着与这些活动(毕业季,告别季等)完全无缘的生活。
誰にも知られず教室の片隅でガタガタ震えて、青春を謳歌しようと頑張って、結束バンドをして、文化祭で頑張って、バンド活動している間に高校なんて卒業してまた新しい生活をしている。
在谁都不知道的教室角落里瑟瑟发抖,以自己的方式努力讴歌青春,后来组建纽带乐队,在文化祭上努力演出,在乐队活动期间高中毕业,开始新的生活。

//旁白
住んでいるマンションの横を流れる川沿いに咲き乱れている。
樱花沿着后藤公寓旁边的河流盛开,一簇伸进窗台。
桜の匂いに釣られて開け放っていた窓から蝶々が舞い込んでくる。
被樱花的气味吸引,蝴蝶从敞开的窗户飞了进来。
窓際に置かれている花に留まりその長い口を伸ばして蜜を吸う。
停留在窗边的花上,伸长口器吮吸花蜜。
実家を離れて喜多ちゃんと二人暮らしを始めて、ぼっちでいた頃は感じる事のなかった感覚と研ぎ澄まされた感覚は昔にはなかったと、後藤は感じる。
离开老家和喜多开始两个人生活后,后藤的孤单感逐渐减弱,情绪上也不似以往那般过于敏感。

『次のニュースです、昨日、XXを破壊されたΩによる襲撃事件が起きた件についてーー』
『最新新闻,昨天,XX被破坏了,发生了Ω袭击事件ーー』
目の前にある17インチのテレビからニュースが流れてくる。
眼前的17英寸电视正在播放新闻。
(介绍世界线背景)
「どうしよう……」
“怎么办……”
今はヒート期が来ても大丈夫な様にいち早く薬を飲んで抑える事ができる様にはなってはいる。
现在即使是发烧期也没关系,可以尽早吃药抑制。
ただ、その定期的に飲む予定の薬を喜多ちゃんは薬を飲み忘れたらしく今、真隣に"巣"を作ってその中に寝っ転がっている。
只是,喜多好像忘记吃那个预定定期服用的药,现在她在旁边自己做了个“窝”躺在里面。
昔の制服、いつも着ている服に、靴下と下着、私のあらゆる私物を家中からできる限り集めてその中央に喜多ちゃんいる。
以前的制服、平时穿的衣服、袜子和里衣,家里的被褥铺在旁边,喜多就躺在中间。

窓から入ってくる日差しに照らされている彼女は陽だまりの中にいる猫の様に見えるしかし、その光景とは裏腹に喜多特有の甘美な匂いがしてくる。
在窗户照射进来的阳光下,喜多像只蜷缩起来的小猫,甜美乖巧,令人充满保护欲。
正直、あまりここには居ては欲しくないと言う気持ちはあるけど、喜多ちゃんと一緒に借りている部屋は、大学から近く、防音とセキュリティが万全な1LDKで,そうとも言えない。
说实话,虽然我不太想在这里住,但是我和喜多一起租的公寓离大学很近,是隔音和保安都很完备的一室一厅,因此也没什么好挑剔的。

喜多ちゃんがちゃんと薬を飲むと公言。
喜多曾公开说会好好吃药,但显然她已将当时的承诺忘到九霄云外去了。
「あ、あの、喜多ちゃん、大丈夫?」
“啊,那个,喜多,你没事吧?”
体を少し捻った喜多ちゃんは薄く瞼を開ける。
喜多扭了扭身子,微微睁开眼睛。
「んにゃーおはよー、ひとりちゃん」
“是波奇酱啊”
「お、おはようございます、調子はどうですか?」
“哦,早上好,身体感觉怎么样?”
「どうだと思う?」
“你觉得呢?”
喜多稍稍坐起来,呼吸急促,脸涨得通红,看起来有些难受。
「す、少し、辛そうに見えますって、どうして、薬飲まなかったんですか、飲んでいればこんな事には……」
“你看起来有点难受,为什么不吃药呢?如果吃药的话,就不会发生这种事了……”
「知ってる、だって、飲まなかったのは私の意思だもん」
“我知道,可是,我就是不想吃药。”
したり顔をしている喜多ちゃんの顔を見て驚いている自分がいた。
看到喜多一脸得意的表情,我有些吃惊。
「ど、どうして、飲まなかったんですか?」
“你、你为什么没吃?”
喜多ちゃんはんふふーと楽しそうに鼻を鳴らす。
喜多开心地哼了一声。
「そんな事はないって信頼してるからできる事なんだよ、ひとりちゃん」
“我相信可以靠免疫力自己战胜感冒,所以才会这么做的,波奇酱。”
喜多ちゃんは体を寄せてきて横目で私の事を見てくる。
喜多凑近我,注视我的眼睛。
黄色い瞳はXXをしている時の輝きをし、喜多ちゃんから香ってくる甘美な匂いが頭の中にある理性をドロドロに溶けてしまいそうになる。
喜多黄色的眼瞳散发出迷人的光芒,喜多的魔力几乎要把我脑子里的剩余的理性融化掉。
手を握った喜多ちゃんは笑みを浮かべる。
喜多握着我的手,脸上浮现出笑容。
「私の番がひとりちゃんで良かったと思ってるの、こうやって自分の欲望と向き合えるのもひとりちゃんお陰なんだよ?」
“幸好我遇到的是波奇酱,多亏了波奇酱,我才能随心所欲的做自己想做的事情。”
片手でテレビの電源をリモコンで消し、握った手を引き寄せて喜多...
我一只手拿遥控器关掉电视,另一只手拉过来抱住喜多。
春の花びらの様に薄いピンク色の唇が交差する。
喜多浅粉色柔软的嘴唇像春天的花瓣一样。
情緒に更けている二人を他所に蜜を吸い終わった蝶は羽を羽ばたかせ窓から部屋を出ていくのだった。
蝴蝶仿佛感受到了两人情绪上的波动,吸完蜜后,振翅从窗户飞出房间。
