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【日本小2道德】16#森林里的朋友

2021-05-08 20:06 作者:久我まさひ  | 我要投稿

森の友達(森林里的朋友)

作者:白石 富貞(しらいし とみさだ)

森の動物達は、皆仲良く助け合って、楽しく暮らしていました。

(森林里的动物们友好地互帮互助,愉快地生活着。)

この森へ、狐の権吉が引っ越してきました。友達が増えたので、皆は大喜びでした。

(狐狸权吉搬来了这片森林。因为朋友变多了,大家都非常高兴。

ところが、権吉は、大変わがままで、乱暴者でした。それで、森の動物達は、権吉の姿を見ると、皆逃げてしまうようになりました。

(然而,权吉非常任性又粗鲁。于是,森林里的动物们一看到权吉就都逃跑了。

ある日、この森へ、遠くの山から、一匹の狼がやって来ました。

(某日,一只狼从远处的山来到了这片森林。

狼が来たことに気が付くと、森の動物達は、ぱっと逃げ出しました。

(森林里的动物们注意到狼来了之后,一下子逃跑了。

権吉は、(皆は、僕を見て逃げたのだな。よし、跡をつけてやろう。)と思って、追いかけました。

吉以为大家是看到自己才逃跑的,决定尾随其后,便追了上去。

木の陰に隠れていた狼は、一番後をかけていく権吉に飛びかかり、押さえ込んでしまいました。

躲在树荫下的狼扑向了跑在最后面的权吉,将他压制住。

権吉はびっくりしました。いくらもがいても逃げられません。

吉吓了一跳。怎么挣扎都逃不掉。

「助けてくれ。」と、夢中で叫びました。

(“救救我。”他忘我地叫道。

すると、どうでしょう。今まで逃げていた動物達は、権吉の叫び声を聞くと、ひとところに集まりました。そうして、何か相談していたかと思うと、引き返してきて、「権吉君を放せ、権吉君を放せ。」と言いながら、狼の周りをぐるぐる回り始めました。

(于是如何?到现在为止一直在逃跑的动物们听到权吉的叫声后,集中到了一个地方。然后商量了什么之后,折返回来,一边说着“放开权吉,放开权吉。”一边开始在狼的周围转着圈。

びっくりした狼は、思わず手を緩めました。その隙に、権吉はさっと逃げました。

(吓了一跳的狼不禁松开了手。权吉趁此机会一下子逃跑了。

怒った狼は近くにいた兎のぴょん子に飛びかかりました。

(生气的狼扑向了身旁的兔子跳跳子。

森の動物達は、ぴょん子を助けようと、ひとかたまりになって、狼に体当りしました。

(森林里的动物们为了救跳跳子,聚集起来,用身体冲撞狼。

さすがの狼も、これには敵いません。ぴょん子を放して、森を出て行きました。

(就算是狼也敌不过他们。放开跳跳子后,离开了森林。

権吉は夢中になって森の外れまで逃げてきました。そして、もう大丈夫と、胸を撫でおろしましたが、ふと、(皆はどうしているかなあ。)と思いました。そのうちに、権吉は、自分の助かることだけを考えて逃げてきたことが、恥ずかしくなってきました。

(权吉忘我地逃到了森林的尽头。然后觉得经没事了便松了口气,然而他突然想道大家怎么样了?渐渐的,权吉觉得只想着自己得救而跑到这里很是可耻。

急いで元の場所に引き返しました。皆は、一生懸命怪我をしたぴょん子の手当をしていました。

(他急忙回到了原来的地方。大家正在拼命为受伤的跳跳子治疗。

権吉は、皆のそばに駆け寄ると、「ごめんよ、ごめんよ。」と言いながら、大声で泣き出しました。

(权吉跑到了大家的身边,一边说道:“对不起啊,对不起啊。”一边大声哭了起来。


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