【大正メビウスライン】ミサキ线(6 完結) 机翻

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【ミサキ】「まあ京。 俺を好きか? 」
「那么 京。你喜欢我吗?」
【京一郎】「ミサキ? こんな時に何を.......」
「misaki?这种时候做什么……」
【ミサキ】「好きか?」
「你喜欢吗?」
【京一郎】「……当たり前じゃないか」
「……这不是理所当然的吗」
【ミサキ】「冷てえなあ」
「好冷淡啊」
【京一郎】「好きでなきゃ幾ら神様だって許すもんか! あ、あんな......事とか……。 もういいだろ、やるぞ!何なんだよこんな時につ」
「如果不喜欢的话就算是神也不会原谅!啊,那种……事啊……。够了,动手吧!这种时候你在干什么」
【ミサキ】「こんな時じゃねえと訊けねえよ」
「如果不是这个时候就不能问了」
そういえばそうだったかもしれない。
好きという言葉を交わしていただろうか。
这么说来也许是这样。
我们会交换 "喜欢 "这个词吗?
覚えていない。
こんな時に、思い出せもしない。
我不记得了。
在这样的时候,我想不起来了。
互いが互いのものだとは、幾度も言い交していたけれど。
心を置き去りにしていなかったろうか。
虽然我们曾多次说过,我们属于对方。
难道没有放下心吗。
でも今は悔いている時ではない。
但是现在不是后悔的时候。
後で幾らでも、ミサキ。
好きだと、恋しいと囁くから。
以后无论多少次,misaki。
我将轻声说我爱你,想你。
【ミサキ】「うん、まあ······聞けてよかったよ」
「嗯,嗯……能听到真是太好了」
【京一郎】「ミサキ——?」
「misaki——?」
【ミサキ】
「——あらかた集まったな。 いっちょやるぜ!」
「——基本上都聚在一起了。让我们一起做吧!」
その一瞬、意識が飛んだ。
那一瞬间,意识飞了。
数えきれぬ光が筋になり、刀へと流れ込む。
光は体内に拡散し、 京一郎と同化する。
无数光芒化作一道道光纹,涌入剑中。
光线扩散到体内,与京一郎同化。
【ミサキ】「意識を馳せろ」
意识奔跑
数百の。
数千の。
数百个。
数以千计。
あるいは万の魂
或一万个灵魂。
【ミサキ】「命を思え」
【美崎】「想想生命」
それぞれの悲哀。無念。
怒り、虚無
各自的悲哀。遗憾。
愤怒、空虚
歓びそして愛。
欢乐与爱。
【ミサキ】「時空を越えろ。 お前なら出来る、京一郎」
「超越时间和空间。你能做到的,京一郎」
【京一郎】「——出来る……? 」
「——能……?」
【ミサキ】「出来る」
「可以」
それぞれの生。
それぞれの死。
各自的生命。
各自的死。
一つとして同じものはない。
没有一样东西是相同的。
一つ一つの命が息づいていた街。
それが帝都。
每一条生命都在呼吸的街道。
那就是帝都。
大正の百万都市。
大正时代的百万都市。
今、京一郎の中で。
ミサキと共に。
现在,在京一郎中。
和misaki一起。
【ミサキ】「繋げろ。 一つ一つと繋がる事を思え」
「连接。一个一个地联系在一起」
入り組んだ糸の絡みを思い描く。
蜘蛛の巣のような、複雑な糸の集合体。
想象着错综复杂的线的缠绕。
像蜘蛛网一样复杂的线的集合体。
人との関わり。
社会や暮らしがその中にあった。
与人的关系。
里面有社会,有生活。
その中で人は生きていた。絡み合って。
在那里面人还活着。交织在一起。
【ミサキ】「念じて伝えろ。 お前達はもう自由だと」
「用心传达。你们已经自由了」
人は老いる。
肉体は朽ちる。
けれどいつか魂は廻る。
人老了。
肉体腐朽。
但是总有一天灵魂会转动。
自由だ。
自由。
貴方達は、もう自由だ。
全てから解放されて。
你们已经自由了。
从一切中解放出来。
【ミサキ】「そうだ、京一郎——そのまま俺に、入ってこい……!!」
「没错,京一郎——就这样到我这里来吧……! !」
【京一郎】「—————」
「—————」
【ミサキ】「六根清浄 天地浄め給へ——!! 」
「净化六根,净化天地——!!」
——ああ……。
——啊啊……。
幾百の、幾千の、あるいは刀の魂が共鳴する。
京一郎とミサキの中で。
几百个,几千个,或者刀的灵魂共鸣。
在京一郎和misaki中。
共鳴と混沌の中から、一つの魂が抜けていく
澄んだ音をたてて、清らかな光を放って。
从共鸣和混沌中,一个灵魂脱落
发出清澈的声音,发出纯净的光芒。
一つ。
また一つ。
二つ三つ。
一个。
又一个。
两个三个。
次第に多く。
逐渐增多。
今よぎったのは薫の笑顔ではなかったか。
雄真の静かな眼差しではなかったか。
现在浮现的不是薰的笑容吗。
或者是雄真安静的凝视。
若き中尉がいる。
遺していく妻と子を案じている。
有个年轻的中尉。
担心留下的妻子和孩子。
美しい女人がいる。
謎めく深い瞳が、誰かに似ている。
有美丽的女人。
谜一般深邃的眼睛,像某人。
様々な面影が、京一郎の中を通り過ぎていく。
各种各样的面貌,在京一郎的脑海中闪过。
【千家】「この······つ、させるか!」
「放开这个!」
千家が浅草十弐階から走ってくる。
昴后による洗脳が解け、それでも彼は憂国の人だ。
千家从浅草十二层跑来。
昴后的洗脑解除了,尽管如此他还是忧国的人。
選ぶ手段が人の道を外れていようとも。
即使选择的手段偏离了人的道路。
【千家】「霊送りを今すぐやめろ! やめねば斬る!」
「马上停止送灵!不停止就斩!」
【ミサキ】「終わるんだよ、もう」
「已经结束了」
【千家】「何だと......」
「什么……」
【ミサキ】「心配すんな。 お前が受けてきた呪詛も全部浄めてやる。 ......つらかったろ、ずっと」
「别担心。你所受的诅咒我也会全部净化……很痛苦吧,一直。」
【千家】「......っ!!」
「...... !」
【ミサキ】「お前だって、もう自由だ」
「你也已经自由了」
失ったものは戻らないけれど。
虽然失去的东西不会回来。
【館林】「千家。全て終わって、変わるんだ。 ……私も、貴様も」
「千家。一切都结束了,会改变的……我和你」
【千家】「......——」
「......——」
呪詛を抜かれて昏倒する千家を、館林が支える。
馆林支撑着解除诅咒后倒下的千家。
全てをミサキの腕の中で見届けて、京一郎は目を閉じる。
在美崎的手臂中看到了一切,京一郎闭上了眼睛。
【京一郎】「————」
「————」