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【日本小2道德】10#因为我们是朋友啊

2021-05-01 13:54 作者:久我まさひ  | 我要投稿

友達やもんな、僕ら(因为我们是朋友啊)

作者:くすのき しげのり

「こらあ。わしの家の木で、何をやっとるか。」

(“喂。你们在我家的树上做什么?”)

雷爺さんの大きな声に、僕らは木から落ちそうになった。

(雷爷爷的声音很大,我们差点要从树上掉下去了。

(あと少しで、カブトムシがとれるところやったのに……。)

(明明还差一点就能抓到独角仙了……

秀敏が逃げ出したので、僕と学も逃げ出した。その時や。

(秀敏逃跑了,所以我和学也逃跑了。此时。

「うわあ。」

(“哇啊。”

秀敏が転んだ。僕と学は、後ろを見ずに走り続けた。

(秀敏摔倒了。我和学头也不回地继续跑着。

近くの公園についた僕と学は、顔を見合わせた。

(我和学来到了附近的公园后面面相觑。

「秀敏、捕まったんやろか。」

“秀敏被抓住了吧?

「あんなところでこけるからや。今頃、怒られてるかも知れんな。」

“毕竟在那地方摔倒了啊。现在也许在被训斥。

僕らは、段々秀敏のことが気になってきた。

(我们渐渐担心起秀敏了。

(どうしよう……。どうしよう……。どうしたらええんやろうか……。)

(怎么办……怎么办……怎么做才好呢……

頭の中が秀敏のことでいっぱいになった。

(脑子里满是秀敏的事。

「行こうか。秀敏を助けに。物凄く怖いけど。」

“我们去吧?去救秀敏。虽说非常恐怖。

僕が言うと、学が小さく頷いた。

(我说道,于是学微微点头。

「友達やもんな、僕ら。」

“因为我们是朋友啊。

「そうや、ええ時だけの友達とは違う。僕らも怒られよう。」

“没错,我们不只是有福同享的朋友。我们也要被一起训斥。

そう決めると、何だか少し気持ちが晴れた。

(如此决定后,总觉得心情稍微舒畅了一点。

僕と学は、雷爺さんの家に向かった。

(我和学朝着雷爷爷家走去。

様子を見ると、秀敏が、雷爺さんの前で泣いていた。

(观察了一下情况,秀敏正在雷爷爷面前哭泣。

「せえの。」の合図で、中に入った僕らは、秀敏の両脇に立った。

(随着“一二。”的信号,我们进去后,站在了秀敏的两侧。

「黙って木に登って虫取りをして、ごめんなさい。」

“我们没有说一声就爬树抓虫子,对不起。

僕らは、頭を下げて目をつぶった。

(我们低下头,闭着眼睛。

でも、いくら待っても、雷は落ちなかった。

(但是,等了很久,也没有被斥责。

恐る恐る目を開けると、雷爺さんが笑っていた。

(我们战战兢兢地睁开了眼睛,只见雷爷爷在笑。

「お前達、よく戻ってきたな。友達と言うのは、ええもんじゃな。これからは、虫取りがしたけりゃ、わしに言いなさい。」

“你们竟回来了啊。所谓朋友真不错啊。从今以后,想抓虫子的话,跟我说一声。

そう言うと、雷爺さんは、僕らの頭をごしごしと撫でた。

(雷爷爷如此说道,使劲地抚摸着我们的脑袋。

「二人が帰ってきてくれた時、僕、ほんまに嬉しかったわ。」

“你们俩回来的时候,我真的很高兴。

帰り道、秀敏が言った。

(归途中,秀敏说道。

「当たり前や。友達やもんな、僕ら。」

“当然。因为我们是朋友啊。”)

頭の上では、真夏の太陽が、照りつけ始めていた。

(脑袋上方,盛夏的太阳开始照耀着。


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