「やっと」「ようやく」「ついに」「とうとう」「いよいよ」のまとめ
一、まず少し区別しよう
・とうとう ・ようやく
・ついに ・やっと
以上の二つは互換性があり、意味が非常に似通っている。
①「やっと」と「ついに」は実現した瞬間を表す
「ようやく」と「とうとう」は課程に重点を置く
②「いよいよ」は単独的な存在である
二、「やっと」と「ようやく」を区別しよう
共通点:①長い間を減る
②予想通りに何かが実現した
やっと:①感慨が深い、満足感があって、主観的な表現
②プラス評価に用いられる
③短時間で実現したものに用いられる
④ギリギリな状態を表す
ついに:①客観的に述べる
②プラス、マイナス両方の評価をする
▲やっと新校舎が完成した。(時間とかお金とか労力とか、すべて注ぎ込んだ)
▼ついに新校舎が完成した。(単に完成したことを冷静に述べる)
三、「ようやく」と「とうとう」を入れる
ようやく:長く待った過程を強調する
とうとう:マイナスの過程を強調する
▲やっとバスが来た。(瞬間の喜び)
▲ようやくバスが来た。(長く待った課程)
▲ようやく夜が明けていく。
▲一日待ったのに、とうとう来なかった。(良くないこと)
四、「いよいよ」の意味
いよいよ≒そろそろ 客観を陳じる 極限へ近づいていく状態
▲いよいよ最優秀賞の発表ですね。
五、「マイナス」と「プラス」の判断
ーーー予想していたことは実現したかどうか
六、例示をもって、もう一度確認しましょう
▲長い時間かかったが、やっと/ついに工事が完成した。
▲何度も手術を繰り返したが、ついに空しくなくなった。
▲やっと/ようやく最終電車に間に合った。
▲やっと家具が置けるスペースがあった。
▲やっと食べていける給料
▲楽しいキャンプ生活もいよいよ明日で終わる。
▲いよいよお正月だね。
▲四時間もかかってやっと目的地に着いた。
▲忙しいせいで、その小説はとうとう読まなかった。
▲列車は込んでいて、南京駅まで行ってからやっと座ることができた。
▲妹も今年は中学校を卒業して、いよいよ高校生になる。
▲国へ帰る日もいよいよ近づいて、近頃はその準備に忙しい。
▲みんな帰ってしまって、とうとう私一人になってしまった。