夏目友人帐S1E2 自打文稿

同学1:夏目 ちょい待ち
夏目:うん
同学2:これに名前書いてくれよ
夏目:名前?旧校舎で何かやるのか
班长:肝試しよ
夏目:あっ 笹田
班长:ある程度の人数は集めてないと使用許可は下りないの 協力して
同学2:面白そうだろう 笹田の発案でさ
同学1: よろしく
夏目: ううん ああ
班长: 何
夏目:いや
同学1: 意外だってさ
同学2:まあ 俺もまさかお高いクラス委員長がお化け大会を主催するなんて
班长:何が言った じゃ 決まったら 連絡するから
夏目: うん あっ
班长: 何
夏目:ヤっばり 見えないか や やば じゃ じゃあな
同学1:夏目
同学2:なんだあいつ 急に慌てて
班长: 何 今の


妖怪1:夏目様 夏目玲子さまですね
夏目: 違う 玲子は祖母だ 彼女はもうなくなっていて
妖怪1: 友人帳を寄こせ 寄こせねえばお前を食ってやる
猫咪老师:やめろ
夏目:ニャンコ先生
妖怪1:邪魔をするな
猫咪老师: あれはお前のような低級のあやかつものが扱える代物ではない
妖怪1:黙れ
猫咪老师:それに友人帳は私がそいつの死後貰い受ける約束になってある
つまり先約済みだ おとなしく消えろ
妖怪1: お前こそ 消えろ 様は
猫咪老师: 失せろ 身の程知らずが
はいよ こらせ
夏目: ありがとう 先生
猫咪老师: 礼は七辻屋の饅頭でいいぞ
夏目: 気に入ったっだ
友人帳のことでおれを訪ねて来る妖怪には二種類いる 一つは今みたいに 名前が書かれた妖怪たちを自分に使用と友人帳を狙ってくる連中 そしてもう一つが
妖怪2: ごめんくださいまし
夏目:友人帳の名前を返してまらいに来る連中


なんだ また名前を返してやったのか
夏目: まあな
猫咪老师: 全く 余計なことを どんどん友人帳が薄くなっていくではないか
夏目: 名前を返すと ひどく疲れる
猫咪老师: 私が貰い受ける頃には何匹残っているやら いっそのこと このガキ食ってしまうから
夏目:聞こえてるぞ インチキ招き猫
(晩)
夏目: 頂きます
塔子:夏目:たくさん食べでね
夏目:はい
(塔子さんは明るくて優しい 滋さんは無口だけど いつも穏やから この人たちには絶対に迷惑をかけたくない)画外音
塔子:食べないわね
夏目: えっ
塔子: 猫ちゃん
夏目: えっ うわ 思い切り迷惑かけてる
塔子:残りものじゃダメなのかしら
滋:これならどうかな お 食べた
塔子:あら 本当 グルメね
夏目: つたく うん あれ これ歯形か
露神:いやいや なかなか美味ですな
塔子: どうしたの 贵志君
夏目: あっ あ いえ ちょっと咽せるちゃって
(塔子さんたちに見えなくてよかった)画外音
露神: 夏目殿 名前を返していただきたい
夏目: はい はい
猫咪老师: あれ お前よく見れば 露神の爺じゃないか
夏目: え 知り合いなのか 先生
猫咪老师:ああ 随分ちっこくなっていてたから 分からなかったが
露神: あ その声 あそうか お前斑か (@^▽^@) なんだお前さん そのふざけたなりは
猫咪老师: ニヤ やかましい 食うぞ
夏目: さて じゃあ 始めようか
我を守りし者よ その名を示せ これか
あれ これ次のと引っ付いてるぞ
猫咪老师: 本当だ ぴったりくっついておる これ米粒だな
夏目:米粒
猫咪老师: 玲子はずぼらたからな
飯を食うながら弄ったんだろう
夏目: 頼むよ
露神: 痛 いたたたた 無理に剥がすな 皮膚がびりびりする
猫咪老师: 教えただろう 夏目 名前を破られれば 身が裂ける 燃やせば灰になってしまう
夏目: そうだった すまない 露神
露神: ああ 驚いた
夏目: まあ そんなわけだから 諦めてくれ
露神: 何
塔子さん: 贵志君 お風呂どうぞ
夏目: はい
露神: そんな 薄情な
夏目: だって 剥がせないじゃ 名前を返したくても返せないだろう
露神: 何とかしてくれ 夏目殿 私の名前を返してくれな
夏目:無理なものは無理だって
露神: 夏目殿


猫咪老师:露神はこの先の七つ森に住んでおる
夏目:持って来いって言ってだから 持ってきたけど そんなもの何に使うんだ
猫咪老师:用心のためだ いいからしまっとけ
老奶奶:あらあら ありがとう
夏目: あ いえ はい どうぞ
老奶奶: ご親切にどうも 傷んでなければもらってくださいな 一人では食べきれなくて
夏目:あ ありがとうございます 頂きます
老奶奶: いいお天気ですね
夏目: え あ そですね
老奶奶: それじゃ
夏目:こういう時 もう少し気が効いた受け答えが出来ればな 口下手なのが嫌になる
猫咪老师: あの婆さん 長くないな
夏目: え
猫咪老师: あまりうまそうな匂いじゃなかった
夏目: 失礼な事言うなよ
ここが 露神の
猫咪老师: なんだ 変な顔して
夏目:露神って 名前だけじゃなく 本当の神様だったのか
露神: おほほ 来てくれたか 夏目殿
夏目:やばっ 昨夜の無理三昧祟られる つうか玲子さん何で罰当たりな
露神: あや どうしたのかな
猫咪老师: 此奴お前が本物の神様だったと慌ててあるのだ
夏目: えっ えーと 露神様
露神: アハハ 違う違う 神様と呼ばれているが 元はこの祠に住み着いた宿無しのあやかしものだよ その昔の附近をひどい旱魃が襲ってな 惨状を憂え村の若者がこの祠に祈った そうしたら明くる日たまたま雨が降った 以来村の人達はこの祠を露神と崇め 供物をどっさりと置いていくようになってな 気づくと私は力に溢れ 姿も立派になっていたのだよ
夏目: 立派にね
猫咪老师:この前会った時は人間ぐらいあってぞ
露神:今では人の足も途絶えた だから信仰のおかげで大きくなった体もこんな風に縮んでしまってと言う訳さ
夏目:そうなんだ ああ 桃あげようか
露神: 桃ならあるよ
夏目: えっ
露神: ほら
夏目: そうか あの人
露神: 会ったのか 花さんに
夏目: ああ 花さんって言うんだ
露神: 今やここに拝みに来てくれるたった一人の人間
なるほど 一緒にか
夏目:引っ付いてるやつも一緒に名前も返せば 無理やり剥がさなくても済むだろう ただでかい問題が一つある 俺達はもう一枚妖怪を知らない
露神: ああ それなら知ってるよ
夏目: えっ 本当か


次に名前を奪われたあやかしものがいるときいて 溜飲を下げるべく そいつの顔を見に行ったのだ よし 出来たぞ 名は忘れたが こんな奴だ
夏目: 本当にこいつなのか
露神: ええ 我ながらよく描けておる
夏目: 毛はなかったの
露神: 毛はなかったの
夏目: 一本も
露神: 一本もじゃ
当時そいつは三の塚に住んでおってあ 影の主で 影を伝って移動 何だ どうした こっ こら 何を笑っておる わたしのえを馬鹿にするのか へい この罰当たりども
夏目: 三の塚で妖怪さが探しが始まった しかし 数日を費やして探したものの やはり 見つけることはできなかった
猫咪老师: なんだ 眠そうだな 捜索疲れか
夏目: まあね あっ そうか 花さんには見えないんだ 息がかかるほど近くにいるのに
老奶奶: あら
夏目: どうも
老奶奶: あなたもお参り
夏目: あ まあ
老奶奶: 良かったわ
夏目: えっ
老奶奶:もう最近来るのは私だけみたいで 露神様 お寂しいんじゃないかと思っていたんですよ
夏目:何時頃からお参りに
老奶奶: 小さい頃からよ
夏目: へえ
老奶奶: はははは 笑わないでくださいね 私 一度だけ露神様をお見かけした事がある気がするんです
夏目: えっ
老奶奶: 女学校からの帰り道 その日も今日みたいな天気で いつものようにお参りをして 顔を上げたら 祠の後ろに足が見えたんです 驚いたけど 気づかないふりをしましてね そうしたら 翁の面をかぶった人が気持ちよさそうに 今日はいい天気だなあって 私思わそうですねって言ってしまいそうになったけれど 人間に姿を見られたとしたら 露神様は消えてしまう気がして でも今でも思うんですよ 思い切って声をかけたらよったかしらって だって露神様はいつも一人ぼっちでしょう 私なら寂しくて耐えられないかも だからせめて声を
いつも一人ぼっちでしょう

夏目: 一人 一人は寂しい 一人は苦しい 一人は 一人は 一人は 苦しい 苦しい 苦しい 苦しい 重い わあううううう 寝ぼけるな
猫咪老师: お前 昨夜うなされておったな
夏目: 先生が重かったんだよ
猫咪老师: 心に隙があったのさ 弱い心は魔物を呼ぶ 命を落としたくなかったらどんな時でも気を緩めないことだ まあ もっとも私は早く命を落としてもらったほうが 友人帳も早くて手に入って嬉しがなあ あはは
夏目: 今度寝ぼけたら 尻尾の毛拔からな
猫咪老师:鬼だな
夏目:妖怪に言われたくない
露神: 見附たぞ 夏目殿
夏目: 間違いないんだな
露神: ああ やっばりあいつはこの山にいた 声をかけたら 逃げてしまってが まだそう遠くていっていまい
夏目: 先生 二手に分けれるか
猫咪老师:いた
夏目: どうした
猫咪老师: なんかやばいのか来る
夏目:やばいの
参: 参りました 参りました
露神: 子やっだ 向こうから現れおったわ
夏目: 絵と全然似てないじゃないか
露神: 馬鹿言え そっくりじゃないか
夏目: 同じなのは字だけだ
猫咪老师: 夏目 鏡だ 日の光を反射させて目晦ましたにするのだ
夏目: そうか 先生
参: 参りました
露神: 夏目殿
参: 参りました 参りました
食べ物を頂に参りました 参りました 参りました 参りました
玲子: ね 私と勝負しない 私に勝ったら 食べ物をあげる あんなら私を食べてもいいわよ あたしは玲子 あなたの名前は
夏目: をかった こいつの名前は
参: 参りました
猫咪老师: 夏目
夏目: 濯ぎ 露神 名を返そう

玲子: 聞いてるの 露神
露神:聞いてるよ 玲子
玲子: いつまでも供物は続けないわよ 現に今日だって桃いつないじゃないか
露神: ああ そうだね
玲子: 人はとても現金で薄情よ 力があるうちにもっといい住処を探すのが身のためよ
露神: ありがとう 玲子 けれど 一度愛されてしまえば 愛してしまえば もう忘れる事などできないんだよ
猫咪老师: 夏目 もう歩いて大丈夫なのか
夏目: あの濯ぎって妖怪は影を伝って村へ下りて残飯をもらうかわりに その家の皿を洗って帰るんだってね
猫咪老师: 何だ 調べなのか
夏目: 今じゃ 町は夜でも明るいし もう会うこともないかもな
猫咪老师: 山には仲間もいる 人間なんかと縁が切れてあいつも清々してるさ
夏目: そうかな だったらいいけど 露神 桃 持ってきやったぞ 露神
露神: ここだ 夏目殿
夏目:あれ まだ小さくなったな
露神: まあな
夏目: 光り出したぞ どうしたんだ
露神:ああ 花さんが逝ってしまったんだ 花さんは長い事患っていってな 最近はここへ来るのもやっとだったんだ 花さん私を信仰してくれた最後の人間 彼女が逝けば 私も消えるのさ
夏目:俺が 俺が信仰するよ 毎日は無理でも 拝みに来るよ
露神: ダメだよ 夏目殿 君は私の友だ これでいいだ 花さんと一緒に行ける ずっと ずっと見ているばかりだったが これで 人に あの人にやっと触れる事ができるような気がするよ
夏目: 聞こえたんだよ 花さんには あんたの声は 露神
露神: ありがとう 夏目殿 昔も今も 人間とは 可愛もんだね
今日はいい天気なあ
老奶奶: そうですね


猫咪老师: うん どうした 夏目 ああ これ 何をする もったいない
夏目: 罰当たりの事を言うな
猫咪老师: ここには何にもおらんぞ
夏目: 今日はいなくても 明日はいるかもしれない 思う心が大事あんだよ ああ 何やってんだよ この間抜け猫
猫咪老师: 招き猫じゃ 馬鹿者 ニャン
夏目:何がニャンだ 饅頭を返せ こら 待って 饅頭泥棒
猫咪老师: 私の饅頭だ
夏目:買ったのは俺だろが 待って こら
猫咪老师: 嫌だ ビー ニャン ニャン ニャン