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新海诚:秒速5厘米【樱花抄】日语台词

2020-04-13 01:03 作者:ACG电影社  | 我要投稿



Episode one

 

ねぇ 秒速五センチなんだって

えっ なに

桜の花の落ちるスピード

秒速五センチメートル

うんー 

明里 そういうことよく知ってるね

ねぇ なんだか まるで雪みたいじゃない

そうかな

ねぇ 待ってよ

 

明里

高木君

来年も いっしょに桜見れるといいね

 

遠野高木様へ

大変ご無沙汰しております

こちらの夏もあついけれど

東京に比べればずっと過ごしやすいです

でも今にして思えば

わたしは東京のあんな蒸し暑い夏もすきてした

とけてしまいそうに熱いアスファルトも 

陽炎の向こうの高層ビルも

デパートや地下鉄の 寒いぐらいの冷房も

わたしたちが最後に会ったのは

小学校の卒業式でしたから

あらからもう半年です

ねぇ 貴樹君

わたしのことを 覚えていますか

 

前略 貴樹君へ

お返事ありがとう

うれしかったです

もうすっかり秋ですね

こちらは紅葉がきれいです

今年最初のセーターを一昨日わたしは出しました

遠野君

先輩

なに ラブレター

ちがいますよ

ごめんね 全部お願いしちゃって

いえ すぐ終わりましたから

ありがとう

ねぇ 転校しちゃうって本当

はい 三学期いっぱいです

どこ

鹿児島です

親の都合で

そっか 寂しくなるなぁ

 

最近は 部活で朝が早いので

いまこの手紙は 電車で書いています 

この前 かみを切りました

耳が出るくらい短くしちゃったから

もしあっても わたしって分からないかもしれませんね

 

ただいま

お帰り

 

貴樹君も 

きっと少しづつ変わっていくのでしょね

 

拝啓

寒い日が続きますが

お元気ですか

こちらはもう何度か雪は降りました

わたしはそのたびにものすごい重装備で学校に通っています

東京は 雪はまだだよね

引っ越してきてからもついくせて

東京の部の天気予報までみてしまいな

 

雨でも降らねえかな

でも屋内でもきついぜ 

な 栃木っていったことあるか

あ どこ

栃木 

ない

どうやって行くのかな

さ 新幹線とか

遠いよな

一年

はい

ラスト三周

Fight on fight on fight on

今度は貴樹君の転校が決まったということ

驚きました

お互いに 昔から転校には慣れているわけですが

それにしても鹿児島だなんで

はい

今度はちょっと遠いよね

いざというときに

電車に乗って会いに行けるような距離ではなくなてしまうのは

やっぱり 

少し ちょっと寂しいです

どうか どうか

貴樹君は元気でいますように

 

前略 高木君へ

三月四日の約束

とっても嬉しいです

会うのはもう一年ぶりですね

なんだか緊張してしまいます

うちの近くに 大きな桜の木があって

春にはそこでも多分

花びらが秒速五センチで地上に降っています

貴樹君と一緒に

春もやってきてくれればいいのにって

思います

 

帰りどっか寄ってくない

予報では今日は夕方から雪になるって

えっ 寒いと思ったよ

もう三月なのにな

風邪引きそうだよね

ね 温かいもの飲んでこうよ 下北で降りでさ

そうだな

遠野 部活行こうぜ

あのさ 俺

きょうちょっと部活ダメなんだ

引っ越しの準備が

そんなどこ

わるいな

 

わたしの駅まで来てくれるのは

とても助かるのですけれど

遠いので どうか気をつけて来てください

約束の夜七時に

駅の待合室で待っています

 

明里との約束の当日は

昼すぎから

雪になった

ね 貴樹君 

猫 チョビだ

こいつ いつもここにいるね

でも きょうは一人みたい

ミミはどうしたの

一人じゃ寂しいよね

あの本どう

なかなか 昨日一晩で四十億年分読んちゃった

どのあたり 

アノマロカリスが出てくる当たり

カンブリア紀

わたしハルキゲニアが好きだな

こんなの

まぁ 似てるかも

貴樹君はなんのファン

オパビニアかな

目が五つあるひとだよね

僕と明里は精神的にどこかよく似ていたと思う

僕が東京に転校してきた一年後に

明里が同じクラスに転校してきた

まだ体が小さく

病気がちだった僕らは

グランドよりは図書館が好きて

だから僕たちはごく自然に仲良くなり

そのせいで クラスメートから

からかわれることもあったけれど

 

でも お互いがいれば

不思議に そういうことはあんまり怖くはなかった

おい すごい

僕たちはいづれ同じ中学に通い

この先もずっと一緒だと

どうしてだろ そう思っていた

 

新宿 新宿 終点です

お降りのお客様

JR線 京王線 地下鉄はお乗り換えます 

新宿駅にひとりで来たのは初めてで

これから乗るの線も僕にはすべて

初めてだった

ドキドキしていた

これから 僕は

明里に会うんだ

この前の子 どうだった

だれ

ほら 日照の

趣味悪いな

間もなく 武蔵浦和 武蔵浦和に到着いたします

次の武蔵浦和では快速列車待ち合わせのため

この列車は四分ほど停車します

よのほう待ち大宮で急ぎの方は

 

あの 篠原と申しますけど

あの 貴樹君いらっしゃいますか

明里ちゃんよ

えっ 転校

西中はどうすんだ

せっかく受かったのに

栃木の公立に手続するって

ごめんね

いや 明里があやまることないけど

葛飾のおばさんちから通いたいっていったんだけど

もっと 大きくなってからじゃないと 

ダメだって

わかった もういいよ

もういい 

ごめん

耳が痛くなるくらい押し当てた受話器ごしに

明里が傷つくのが手に取るようにわがった

でも どうしようもなかった

 

美味しかったな あそこ

うん じゃあまたね

乗り換えたターミナル駅は

帰宅を始めた人々て混み合っていて

だれの靴も雪の水を吸ってく

びっしょりと塗れていて 

空気は 

雪の日の都市独特のにおいに満ちて

冷たかった

 

お客様にお知らせいたします

宇都宮線 小山 宇都宮線方面行く列車は

ただいま雪のため到着が八分ほど遅れております

お急ぎのところ お客様には大変ご迷惑をかけいたします

その瞬間まで

僕は電車が遅れるなんていう可能性をかんがえもしなかった

不安が急に大きくなった

ただいまこの電車は雪のため十分ほど遅れて運行しております

お急ぎのところ列車が遅れておりますことを

お詫びいたします

 

大宮駅を過ぎてしばらくすると

風景からは あっという間に建物が少なくなった

 

つぎは久喜 久喜

到着が大変遅れましたことを

お詫び申し上げます

当駅に佐々木線にお乗り換えるお方は

五番手口にお回りください

高速列車が遅れているため

この列車は当駅にで十分ほど停車します

お急ぎのところ大変ご迷惑をかけいたしますが

いましばらくお待ちくださいますよう

お願いいたします

 

すみません

 

高速列車が遅れているため

この列車は当駅にで十分ほど停車します

お急ぎのところ大変ご迷惑をかけいたしますが

いましばらくお待ち

 

野木 野木

お客様にお断りとお詫び申し上げます

高速列車遅延のため

この列車は当駅でしばらくの間停車します

お急ぎのところ大変ご迷惑をかけいたしますが

 

駅と駅との間は信じられないくらい離れていて

電車は一駅ごとに信じられないくらい長い間停車した

窓のそとの見たこともないような雪の声も

じわじわと流れていく時間も

いたいような空腹も

僕をますます心細くさせていた

約束の時間を過ぎて

今頃明里は

きっと不安になりはじめていると思う

あの日

あの電話の日

僕よりもずっと大きな不安を抱えているはずの明里に対して

やさしい言葉をかけることもできなかった自分が

ひどく恥ずかしかった

 

じゃあ今日で さようならだね

明里からの最初の手紙が届いたのは

それから半年後

中一の夏だった

彼女からの文面は 全て覚えた

約束の今日まで二週間かけて

僕は明里に渡すための手紙を書いた

明里に伝えなければいけないこと

聞いてほしいことが

本当に僕にはたくさんあった

 

大変お待たせいたしました

間もなく 宇都宮駅 発車いたします

 

小山 小山

東北新幹線ご利用な方がここで乗り換えます

東北新幹線下り盛岡方面を乗り換える方は一番線

上り東京方面を乗り換える方は 五番線へお回りください

水戸線を乗り換える方は

 

お客様にお知らせいたします

ただいま 両毛線は雪のため

大幅な遅れをもって運転しています

お客様には大変ご迷惑をかけいたしております

列車到着まで いましばらくを待ちください

次の上り

 

とにかく

明里の待つ駅に向かうしかなかった

 

八番線 足利 前橋方面

高崎上り電車が参ります

 

お客様にご案内いたします

ただいま 降雪によるダイヤの乱れのため

少々停車いたします

お急ぎのところ大変恐縮ですが

現在のところ ふっきゅうの目では立っておりません

繰り返します

ただいま 降雪によるダイヤの乱れのため

少々停車いたします

お急ぎのところ大変恐縮ですが

現在のところ ふっきゅうの目では立っておりません

 

貴樹君 お元気ですか

部活で朝が早いので

この手紙は電車で書いています

 

手紙から想像する明里は

なぜか いつも一人だった

電車はそれから結局

二時間も何もない荒野に止まり続けた

ただ一分がものすごく長く感じられ

時間ははっきりとした悪意をもって

僕の上をゆっくりと流れていた

僕はきつく歯を食いしばり

ただとにかく

泣かないように 耐えているしかなかった

明里

どうか もう家に帰っていてくれればいいのに 

 

三番線 足利 前橋方面高崎行き列車は到着いたします

この列車は雪のため

しばらく停車します

 

明里

 

美味しい

そう

初のほうじ茶だよ

ほうじ茶

はじめて飲んだ

うそ ぜったい飲んだことあるよ

そうかな

そうだよ

それからこれ

わたしがつくだから味の保証はないだけと

よかったら 食べて

ありがとう おなか空いてたんだ

すごく

どうかな

いままで食べたものの中で一番おいしい

大げさだな

本当だよ

キットお腹が空いてたからよ

そうかな

そうよ

わたしも食べようと

引っ越し もうすぐだよね

うん 来週

鹿児島か

遠いんだ

うん

栃木も遠かったけどね

かえらなくなっちゃったもんね

そろそろ閉めますよ

もう電車もないだし

あ はい

こんな雪ですから お気をつけて

はい

 

見える あの木

手紙の木

うん 桜の木

ねぇっ まるで雪みたいじゃない

そうだね

 

その瞬間

永遠とか 心とか 魂とかいうものがどこにあるのか

わかった気がした

十三年間生きてきたことのすべてを分かち合いたように僕らは思い

それから 次の瞬間

たまらなく 哀しくなった

明里のその温もりを

その魂を どのように扱えばいいのか

どこに持っていけばいいのか

それが僕にはわからなかったからだ

 

僕たちはこの先もずっと一緒にいることはできないと

はっきりとわかった

僕たちの前にはいまだ巨大すぎる人生が

茫漠とした時間が

どうしようもなく横たわっていた

 

でも僕をとらえたその不安は

やがて緩やかに溶けていき

あとには

明里の柔らかな唇だけが残っていた

 

その夜

僕たちは畑のわきにあった小さな納屋で過ごした

古い毛布に包まり

長い時間話つづけて

いつの間にか眠っていた

 

朝動き始めた電車に乗って

僕は明里と別れた

あの 貴樹君

貴樹君は 

きっとこの先も大丈夫だと思う

絶対

ありがとう

明里も元気で

手紙書くよ 電話も

明里への手紙をなくしてしまったこと

僕は明里にいわなかった

あのキスの前と後とでは

世界のなにもかもが変わってしまったような気がしたからだ

彼女を守れるだけの力がほしいと

強く思った

それだけを考えながら

僕はいつまでも窓の外の景色を見続けていた

 

 



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