【碧蓝档案 / 主线剧情】第一章第13话(全日文):出動!覆面水着団(1)(银行不妙曲
出動!覆面水着団(1)
ブラックマーケット・中心街
セリカ:はあ……しんど。
ノノミ:もう数時間は歩きましたよね……
ホシノ:これはさすがに、おじさんも参ったなー。腰も膝も悲鳴を上げてるよー。
ヒフミ:えっ……ホシノさんはおいくつなのですか……?
セリカ:ほぼ同年代っ!
ノノミ:あら!あそこにたい焼き屋さんが!
ホシノ:あれ、ホントだー。こんなところに屋台があるなんてね。
ノノミ:あそこでちょっとひと休みしましょうか?たい焼き、私がご馳走します!
セリカ:えっ!?ノノカ先輩、またカード使うの!?
ホシノ:先生の「大人のカード」もあるよ~。
ノノミ:ううん、私が食べたいからいいんですよ✩みんなで食べましょう、ねっ?
たい焼き屋店主:まいどー!
セリカ:(もぐもぐ)
セリカ:おいしい!
ホシノ:いやぁ、ちょうど甘いモノが欲しかったところだったんだー。
ヒフミ:(ガサッ)あはは……いただきます。
シロコ:(ぱくっ)
シロコ:ほら……
シロコ:先生も。
「いただきます。」
ノノミ:アヤネちゃんには、戻ったらちゃんとご馳走しますね。私たちだけでごめんなさい……
アヤネ:あはは。大丈夫ですよ、ノノミ先輩。私はここでお菓子とかつまんでますし……
ホシノ:しばしブレイクタイムだねー。
ヒフミ:ここまで情報がないなんてありえません……妙ですね。
ヒフミ:お探しの戦車の情報……。絶対どこかにあるはずなのに、探しても探しても出てきませんね……。
ヒフミ:販売ルート、保管記録……すべて何者かが意図的に隠しているような、そんな気がします。
ヒフミ:いくらここを牛耳っている企業でも、ここまで徹底してブラックマーケットを統制することは不可能なはず……
シロコ:そんなに異常なことなの?
ヒフミ:異常というよりかは……普通ここまでやりますか?という感じですね……
ヒフミ:ここに集まっている企業は、ある意味開き直って悪さをしていますから、逆に変に隠したりしないんです。
ヒフミ:例えば、あそこのビル。あれがブラックマーケットに名を馳せる闇銀行です。
セリカ:闇銀行?
ヒフミ:ブラックマーケットで最も大きな銀行のひとつです。聞いた話だと、キヴォトスで行われる犯罪の15%の盗品があそこに流されているそうです……
ヒフミ:横領、強盗、誘拐などなど、様々な犯罪によって獲得した財貨が、違法な武器や兵器に変えられてまた他の犯罪に使われる……
ヒフミ:そんな悪循環が続いているのです。
ノノミ:……そんなの、銀行が犯罪を煽っているようなものじゃないですか。
ヒフミ:その通りです。まさに銀行も犯罪組織なのです……
シロコ:……
セリカ:ひどい!連邦生徒会は一体何やってんの?
ホシノ:理由はいろいろあるんだろうけどねー、どこもそれなりの事情があるだろうからさ。
シロコ:現実は、思った以上に汚れているんだね。私たちはアビドスばかりに気を取られすぎて、外のことをあまりにも知らな過ぎたかも……
アヤネ:お取込み中失礼します!そちらに武装した集団が接近中!
シロコ:!!
アヤネ:気付かれた様子はありませんが……まずは身を潜めた方が良いと思います……
ヒフミ:う、うわあっ!?あれは、マーケットガードです!
ノノミ:マーケットガード?
ヒフミ:先ほどお話しした、ここの治安機関でも最上位の組織です!
ヒフミ:急ぎましょう!
ヒフミ:……パトロール?護衛中のようですが……
(ブロロロ……)
シロコ:トラックを護送してる……現金輸送車だね。
ノノミ:あれ……あっちは……
(ブロロロ……)
ノノミ:闇銀行に入りましたね?
(キキーッ)
銀行員:今月の集金です。
闇銀行の行員:ご苦労様、早かったな。では、こちらの集金確認書類にサインを。
銀行員:はい。(サラサラ)
闇銀行の行員:いいでしょう。
銀行員:では、失礼します。
闇銀行の行員:さあ、開けてくれ。今月分の現金だ。
(ブロロロ……)
ノノミ:見てください……あの人……
セリカ:あれ……?な、何で!?あいつは毎月うちに来て利息を受け取っているあの銀行員……?
ホシノ:あれ、ホントだ。
ヒフミ:えっ!?ええっ……?
シロコ:どういうこと?
アヤネ:ほ、本当ですね!車もカイザーローンのものです!
アヤネ:今日の午前中に、利息を支払った時のあの車と同じようですね……なぜそれがブラックマーケットに……!?
ヒフミ:か、カイザーローンですか!?
ホシノ:ヒフミちゃん、知ってるの?
ヒフミ:カイザーローンと言えば……かの有名なカイザーコーポセーションが運営する高利金融業者です……
シロコ:有名な……?マズイところなの?
ヒフミ:あ、いえ……カイザーグループ自体は犯罪を起こしてはいません……しかし合法と違法の間のグレーゾーンで上手く振舞っている多角化企業で……
ヒフミ:カイザーは私たちトリニティの区域にもかなり進出しているのですが、生徒たちへの悪影響を考慮し、「ティーパーティー」でも目を光らせています。
ホシノ:「ティーパーティー」……あのトリニティの生徒会が、ね。
ヒフミ:ところでみなさんの借金とはもしかして……アビドスはカイザーローンから融資を……?
ノノミ:借りたのは私たちじゃないんですけどね……
ホシノ:話すと長くなるんだよねー。アヤネちゃん、さっき入ってった現金輸送車の走行ルート、調べられる?
アヤネ:少々お待ちください。
アヤネ:……ダメですね。すべてのデータをオフラインで管理しているようです。全然ヒットしません。
ホシノ:だろうねー。
ノノミ:そういえば、いつも返済は現金だけでしたようね。それはつまり……
シロコ:私たちが支払った現金が、ブラックマーケットの闇銀行に流れていた……?
セリカ:じゃあ何?私たちはブラックマーケットに、犯罪資金を提供してたってこと!?
アヤネ:……
シロコ:……
ホシノ:……
ノノミ:……
アヤネ:ま、まだそうハッキリとは……証拠も足りませんし。あの輸送車の動線を把握するまでは……
ヒフミ:……あ!さっきサインしてた集金確認の書類……それを見れば証拠になりませんか?
シロコ:さすが。
ホシノ:おお、そりゃナイスアイデアだねー、ヒフミちゃん。
ヒフミ:あはは……でき考えてみたら、書類はもう銀行の中ですし……無理ですね。
ヒフミ:ブラックマーケットでも最も強固なセキュリティを誇る銀行の中となると……それにあれだけの数のっマーケットガードが目を光らせてますし……
ヒフミ:それ以外に輸送車の集金ルートを確認する方法は……ええっと……うーん……
シロコ:うん、他に方法はないよ。
ヒフミ:えっ?
シロコ:ホシノ先輩、ここは例の方法しか。
ホシノ:なるほど、あれかー。あれなのかあー。
ヒフミ:……ええっ?
ノノミ:あ……!!そうですね、あの方法なら!
セリカ:何?どういうこと?……まさか、あれ?まさか、私が思ってるあの方法じゃないよね?
シロコ:<頷いた>……
セリカ:う、嘘っ!?本気で!?
ヒフミ:……あ、あのう。全然話が見えないんですけど……「あの方法」って何ですか?
シロコ:残された方法はたったひとつ。
シロコ:(スッ)
<覆面の女子高生>
<BGM:Unwelcome School(银行不妙曲)>

シロコ(2番):銀行を襲う。
ヒフミ:はいっ!?
ホシノ(1番):だよねー、そういう展開になるよねー。
ヒフミ:はいいいっ!!??
ノノミ(3番):わあ☆そしたら悪い銀行をやっつけるとしましょう!
ヒフミ:えええっ!!??ちょ、ちょっと待ってください!
セリカ:はあ……マジで?マジなんだよね……?
セリカ:ふぅ、それなら……
セリカ(4番):とことんまでやるしかないか!!
ヒフミ:あ、うあ……?あわわ……?
アヤネ:……
アヤネ:……はぁ、了解です。こうなったら止めても聞く耳持たないでしょうし……どうにかなる、はず……
シロコ:ごめん、ヒフミ。あなたの分の覆面は準備が無い。
ホシノ:うへー、ってことは、バレたら全部トリニティのせいだって言うしかないねー。
ヒフミ:ええっ!?そ、そんな……覆面……何で……えっと、だから……あ、あう……
ノノミ:それは可哀そうすぎます。
ノノミ:ヒフミちゃん、とりあえずこれでもどうぞ☆
ホシノ:たい焼きの紙袋?おお!それなら大丈夫そうー!
ヒフミ:え?ちょ、ちょっと待ってください、みなさん……
ノノミ:あ、あうう……
(ガサガサ)
ヒフミ:あううっ……
ヒフミ(5番):……
シロコ:ん、完璧。
ノノミ:番号も振っておきました。ヒフミちゃんは5番です☆
ホシノ:見た目はラスボス級じゃない?悪の根源だねー、親分だねー。
ヒフミ:わ、私もご一緒するんですか?闇銀行の襲撃に……?
ホシノ:さっき約束したじゃーん?ヒフミちゃん、今日は私たちと一緒に行動するって。
ヒフミ:う、うああ……わ、私、もう生徒会の人たちに合わせる顔がありません……
セリカ:問題ないよ!私らは悪くないし!悪いのはあっち!だから襲うの!
シロコ:それじゃあ先生。例のセリフを。
「銀行を襲うよ!」
ノノミ:はいっ!出発です☆
ヒフミ:あ、あうう……
アヤネ:ふぅ……では、水着覆面団。
(スッ)
アヤネ(0番):出撃しましょうか。
To Be Continued…
※稍后会推出双语对照版