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「天声人語」こども記者からの質問

2023-04-09 13:26 作者:若宮イヴ_Official  | 我要投稿

「多子若齢化が進んだら、子どもは貴重な存在ではなくなってしまうのでしょうか」。今月発足したこども家庭庁の記者会見で、小倉将信こども政策相に対する新中学1年生の質問に意表を突かれた。少子高齢化が進むなか、正反対の仮定をするとは▼だが、続きを聞いて得心した。「数が多くなると、道具のようにしか社会に必要とされなくなるのではと心配です」。数が増えればいいのか、本当に私たちの声を聞いてくれるのか。根源的な問いかけである▼会見に招かれたのは中1と小6の13人の「こども記者」だ。鋭い質問の数々に、子どもは見抜いていると感じた。「異次元の少子化対策」は、年金などの財源や労働力不足を案じた大人の都合で描いたものだと▼編集者として戦後の児童文学界を牽引(けんいん)した故・松居直(ただし)さんは62年前、子どもが読みやすいようにと縦型の絵本を横書き、横長にした。本棚に入らないと図書館から言われ、「本棚に本を合わせず本に本棚を合わせてください」と頼んだという▼同庁は、子どもに合わせた組織になれるのか。当初は「こども庁」だった名称に「家庭」を入れたのも、行政から独立した第三者機関の設置が見送られたのも、伝統的な家族観を重んじる保守派が抵抗したためだった▼会見では、こんな質問も出た。「選挙のためのアピールでなく、私たちが大人になるまで続きますか」。きょうは統一地方選の前半戦の投開票日。主権者である子どもの視線を受け止めて、一票を投じたい。

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