Wim Wenders将以安藤忠雄的建筑作品为背景拍摄电影
安藤忠雄ら16名の建築家・クリエイターが、渋谷区17箇所の公共トイレの設計を手がけるプロジェクト「THE TOKYO TOILET」。そのトイレを舞台に、『ベルリン・天使の詩』などで知られる映画監督ヴィム・ヴェンダースが最新作を撮影することアートプロジェクトが始動しました。
安藤忠雄等16位建筑师和艺术家参与了“THE TOKYO TOILET”项目,对涩谷区 17 处公厕进行设计改建。日前,以《柏林苍穹下》而闻名的导演Wim Wenders(德)将以该项目为背景拍摄一部电影。

「THE TOKYO TOILET」は、安藤忠雄や伊東豊雄、隈研吾など日本を代表する建築家・クリエイターが、渋谷区内の17箇所の公共トイレを設計するプロジェクト。これまで12のトイレが完成し、残る5つも2022年内のオープンを予定している。
“THE TOKYO TOILET”是对涩谷区17处公厕进行的设计改建项目,由安藤忠雄、伊东丰雄、隈研吾等日本著名建筑师和艺术家共同参与制作。 目前已完成12处的改建,剩余5处计划于2022年内完成并对公众开放。
アートプロジェクト「THE TOKYO TOILET Art Project with Wim Wenders」は、「THE TOKYO TOILET」のオーナーである柳井康治と、クリエイティブディレクターの高崎卓馬によって動き出した。完成したトイレをどうやって維持、管理していくのか、トイレを綺麗に使う意識を人々に伝えるにはどうしたら良いのかを考える中で、「アートの力」によって発信していく方法を導いだ。
如何维护和管理改建后的公厕?如何提升公众“文明如厕、保持清洁”的意识?或许可以借助“艺术的力量”。由此,“THE TOKYO TOILET”项目的所有者柳井康治和创意总监高崎卓馬共同发起了电影项目“THE TOKYO TOILET Art Project with Wim Wenders”。
そこで、2人が敬愛し、東京への愛情も深いヴェンダースに、この「THE TOKYO TOILET」を舞台にした映画を撮影するというプランをオファー。監督が快諾したことにより、トイレのメンテナンスのために働く清掃員をテーマとした新作映画を制作することが決まったのだ。
两人向他们敬重的导演Wim Wenders发出了邀请,以“THE TOKYO TOILET”项目为故事背景拍摄一部电影。Wim Wenders对东京情有独钟,他欣然应邀,并决定以公厕清洁员为主角拍摄电影。
先日行われたプロジェクトの発表会見では、ヴェンダース、安藤、柳井、高崎、渋谷区長のな長谷部健、そして本作で主演を務める俳優の役所広司が登壇。それぞれのプロジェクトの想いを語った。
在日前举行的项目新闻发布会上,Wenders、安藤、柳井、高崎、涩谷区长长谷部健以及担任电影主演的演员役所广司集体登台亮相。 他们针对该项目发表了自己的想法。

ヴェンダース「東京にはしばらく来られていなく、ホームシックの状態でした。これまで話で聞いていただけだった『THE TOKYO TOILET』を実際に目にすることができて、とてもワクワクしています。このプロジェクトは自分にとって大きなチャンレンジです。安藤忠雄さんをはじめ敬愛する建築家の方々も関わっていて、また社会や都市にとって意義のあることができるなんて、最高の企画だと思っています。トイレは英語で”レストルーム=休む場所”という言い方をしますが、今回この『THE TOKYO TOILET』を拝見した際に、これは真の意味でのレストルーム、休むことのできる空間だと感じました。それについての物語を何章かにわたって作っていくよ手です」
Wenders:“我有一段时间没来东京了,有点“想家”的感觉。 能够参观传闻中的‘THE TOKYO TOILET’项目作品,我感到非常兴奋。这个项目对我来说是一个很大的挑战。它很有社会意义,而且我敬佩的安藤忠雄先生及其引领的建筑师团队也参与其中,我认为是一个非常棒的企划。厕所在英文中叫‘rest room = resting place’,是‘休息的空间’,但这次看到‘THE TOKYO TOILET’项目改造的公厕之后,感觉这才是真正意义上‘可以休息的空间。我会在电影中好好讲述它们的故事。”
安藤「私が手がけたトイレは円形なのですが、この小さいトイレから美しい地球、そして美しい日本ができてくるだろうと思い設計しました。(設計する上でのポイントとしては)まず通風性と採光性を良くしました。美しい光が差し込み、臭いの無いところなら良いなと。心配したのは、トイレが汚れることです。しかし(しっかりと)メンテナンスをされていますから、完成から2年経った今までもびくともしていないことに感動しています」
安藤:“我设计的公厕外形是圆的,希望能从这个小小的厕所出发,共建一个美丽的地球和美丽的日本。 设计的重点是改善通风和采光,通过引入光照消除厕所异味。我也曾担心改建后的卫生问题,但得力于强有力的清洁维护,从这个公厕改建完成至今2年,依旧干净如初,真的很感动。”

安藤とヴェンダースは以前から交流があり、今回が久しぶりの再会となった。
安藤和Wenders交往已久,这次也是时隔许久的再会。
安藤「ヴェンダースさんとは1994年に大阪で初めて会って、『安藤さんの写真を撮りたい』と言われてから付き合いで。私は世界中でプロジェクトを進めていますが、各地で人との出会いがあります。この人と出会いが大事なんです。メールでは出会いは起こらない。今回のヴェンダースでは出会いもそう。こうした楽しい世界にこれからも生きていきたいですね」
安藤:“1994年在大阪第一次见到Wenders先生,他说‘我想给安藤先生拍照’。后来我们一直保持联系。我在世界各地开展项目,遇见不同的人们。人与人的相遇是很重要的,而且相遇这件事是无法通过电子邮件发生的。我与Wenders先生本次的合作也是最初相遇的延续。 我想继续生活在这样一个有趣的世界里。”
ヴェンダース「私は建築が大好きで、もし映画監督の道に進んでいなかったら建築家になりたかった想いもあります。そして、映画監督と建築家の仕事というのは、色々な意味で非常に似ているのではないかとも思っています。安藤さんの建築作品は以前から敬愛しています。私は世界中を旅しますが、アメリカやヨーロッパなど各地を訪れる度に、安藤さんの作品を拝見しています。私と安藤さんは真の同世代のクリエイターだと思っています。何度もお会いできているわけではないんですが、安藤さんとは繋がりがあると感じています。今回『THE TOKYO TOILET』の作品も拝見し、光の使われ方や素材の使われ方、周りの空間とのバランスなど、非常に貴重なものとなっていると思いました」
Wenders:“我很喜欢建筑,如果不当电影导演的话,我也想成为一名建筑师。而且我认为电影导演和建筑师的工作在很多方面都非常相似。我一直很欣赏安藤先生的建筑作品。我喜欢周游世界,每次到美国、欧洲等地时,都会去看安藤先生的作品。 安藤先生和我都是生活在同一时代的艺术家,虽不常见面,友情却很深厚。这次也参观了他为“THE TOKYO TOILET”项目设计的建筑作品,无论是光的运用、材料的运用、还是建筑与周围环境的平衡性,都非常值得学习。”

Wim Wenders,1945年出生于德国,导演、摄影师。1971年,Wim Wenders以长篇电影《守门员害怕罚点球》作为电影导演出道。 1984 年拍摄的《德克萨斯的巴黎》获得戛纳国际电影节金棕榈奖。 其他代表作还有《柏林苍穹下》和《乐士浮生录》。 他拍摄了以东京为背景的纪录片《寻找小津安二郎》(又名“东京画”),也因此对东京情有独钟。
またヴィム・ヴェンダースは、安藤から贈られたというプレゼントのエピソードも語ってくれた。
Wenders还说了从安藤先生那里收到了礼物的小故事。
ヴェンダース「最初に大阪でお会いしてから数週間後に、小包みが届きまして。なんだろうと思って開けてみると、素晴らしいものが入っていて。それは、自分の似顔絵が書かれたスタンプだったんです。以降、手紙にはサインする代わりにすのスタンプを押していて、今でも使い続けています」
Wenders:“在大阪初次见面的几周后,我收到了安藤先生寄来的包裹。 带着惊喜打开后,发现是一枚刻有我画像的印章,超级棒的礼物哦。那以后,我都直接用这个印章代替签名。”
安藤忠雄ら日本を代表する建築家・クリエイターの手がけた「THE TOKYO TOILET」を舞台に、ヴェンダースがどういったストーリーを紡ぎ、街の風景を映していくのか。今から公開まで目が離せないプロジェクトだ。
在安藤忠雄等日本顶尖建筑师和艺术家打造的“THE TOKYO TOILET”舞台上,Wenders将展示怎样的城市风光,又会演绎出怎样的故事呢? 让我们拭目以待吧。