TK「ゆれる」第4章 第6节 moment
渣翻:
2008年,我们从索尼公司签约出道,开启了我们的主流音乐生涯。我们决定在我们的单曲 《moment A rhythm》中加入由我拍摄的摄影小册子。 彼时我们刚刚发行了一首无论是谁一听就懂的、攻击性十足的单曲《Telecastic fake show》,我想要通过这次机会,包装出时雨乐队不只是曲风激进的另一面。 我们想要在首张主流唱片中展现出不仅仅是激进的一面的这份心情至今仍然清晰可见。对于这首超过16分钟的单曲,我开始思考如何以视觉形式表达乐队,所以我决定去我音乐之路的起始点——英国拍摄。 但那时的我对胶片还不是很熟悉,只在小时候使用过几次父母给我买的全景相机。我经常用这个无法用常规方式冲洗的相机反复拍摄永不变化的天空,总是被妈妈狠狠地批评。 犹记得20岁那年第一次来到英国时的不安感——那是由强烈的孤独感和疏离感交织在一起而形成的,而这种感觉是我在日本找不到的。我意识到了这点,于是带着制作小册子的明确目标再次前往了那片土地。我带上了俗称为胶片玩具相机的LOMO和Vivitar,以及买来却不甚了解的便宜的CENTURIA胶片。我甚至不确定这些设备是否真的能拍出照片,所以我还把佳能和理光的数码相机也塞进了行李箱。似乎从那时起,我就总是带着许多行李。我的行李箱是一款轻质行李箱,上面写着 "Success"。但我甚至不记得它是我自己买的还是姐姐送我的了。 我和经理一起,游走在英国各种各样的城市之中。伦敦的时间流转得依然很快,而我很久没有去过的牛津则让我感觉心中的时间慢慢复苏。我一边用数码相机拍摄,一边用可能无法拍出照片的胶卷相机从同样的角度拍摄,这真的是一件很麻烦的事情。当然,胶片相机没有拍摄后的预览功能。并且那时,我还不知道机场的X光检查可能会对胶片产生影响,以至于我并不认为胶片能够被成功冲洗。在回程的检查站,我拒绝了对装有胶卷的包进行检查(因为出发时也是从成田机场走的,所以他们放我过关了),但当我的包就那么被扔进检查通道时,我感觉像是失去了一切。虽然我一直在酒店备份数码相机里的照片,但我仍然清楚地感觉到,那些高分辨率的"真实"照片和我眼中看到的景象明显不同。"分辨率"究竟为我们捕捉了什么呢? 回到国内,我在附近的 "Bic Camera"店铺冲洗了胶卷,记得只是看着这些照片,那几天在英国看见的景色就在我脑海中复活了。那种宛如声音失真的一瞬间的颗粒感,和那种仿佛描绘了不同色彩之间的色彩的永恒,都被封装进了照片之中。正因为我还记得那时的感觉,所以我每次去国外,都一定会带上胶片相机。 《moment A rhythm》成为了我们主流出道之后的首张单曲。无论在那12cm的CD里刺入了多少思绪,我都知道那种瞬息之间的情绪肯定会被遗忘,所以我选择将它们稍稍藏了起来。 moment A rhythm (此处附上由网易云永示星象大佬翻译的歌词文本) P.S:以下图片中出现的最后两句歌词的原文不在书中出现
原文:
2008年。ソニーからメジャーデビューすることになった僕たちは、シングル「moment A rhythm」に僕が撮影したフォトブックレットを付けることになった。 当時は「Telecastic fake show」という、誰もが一聴して分かる攻撃的なシングルを出した後で、楽曲的にもそれだけではない時雨の世界観をパッケージしたかった時期だった。 激しいだけじゃない側面をメジャーの一発目に持ってきた気持ちは、今でも手に取るように分かる。そしてその16分を超えるシングルには、ビジュアルとしてもバンドを表現できるものを考えて、自分の音楽家としてのルーツであったイギリスに撮影に行くことにした。 当時の僕は、フィルムというものにまだあまり馴染みがなく、子どもの頃に買ってもらったパノラマカメラを何度か使ったことがある程度だった。通常の方法では現像できないそのカメラで、空の上から変わらない空を何度も撮影することを、母によく怒られていた。 20歳の頃、初めて訪れたイギリスの地で抱いた違和感。強い孤独感と疎外感が混じったようなあの感覚が、日本にはないことをだんだんと悟っていた僕は、ブックレットという明確な目的を持って再度あの地に向かった。LOMOとVivitarという俗に言うフィルムトイカメラを持ち、よく分からないまま買った安いCENTURIAのフィルムをカバンに詰めた。本当に写るかどうかも分からなかった僕は、キヤノンとリコーのデジタルカメラもトランクに入れて。荷物が多いのはあの頃からか。僕のトランクは、自分で買ったのか姉にもらったのかも分からない、「Success」と書かれた軽量のトランクだった。 マネージャーと共に、さまざまな街を巡った。ロンドンは相変わらず時間の流れがとても速く、久々に行ったオックスフォードは、あのときのまま心の中の時間がゆっくりと蘇るようだった。 僕はデジタルカメラで撮影をしながら、撮れているかも分からないフィルムカメラで、同じアングルで撮影するという随分と面倒なことをしていた。撮影後のプレビュー画面なんて当然ない。そして当時はまだ、空港のX線検査の影響がフィルムに出やすいことで、無事に現像ができるとも思っていなかったからだ。帰りの検査場で、僕はフィルムを入れたバッグの検査を拒否したが(行きは成田空港だったため、パスしてくれた)、そのまま投げ捨てるように検査レーンに放られたときは、すべてをなくしたような気持ちだった。 デジタルカメラの写真は、その都度ホテルでバックアップしていたものの、どこか解像度の高い「見たまま」の写真は、自分の目に見えているものと明らかに違っているのを、現地にいるからこそ痛感していた。「解像度」が僕たちに写してくれるものはなんなのだろう。 帰国して、最寄りの「ビックカメラ」で現像したフィルムが返ってきたとき、僕はつい数日前までイギリスで見ていた景色がすぐに蘇ったのを覚えている。音がひずむ瞬間のような粒子感と、色と色の間の色彩まで表現されたかのような永遠が、そこには写っていた。 このときの感覚をいまだに覚えているからこそ、海外に行くときにはフィルムカメラを必ず持っていく。 メジャーデビューシングルとなった「moment A rhythm」。12cmのCDでどれだけの思いを突き刺しても、きっと忘れ去られてしまうような刹那を、僕は少し見えないように置いた。 moment A rhythm どうか見覚えのないこの瞬間を 例えば12センチで君を描いたら 遠くオレンジの集合体さえも触れられるように 空中線 たったあの日をimageする 例えば僕の片隅に誰にも届かない景色 暗い空の上を歩いて 違和感ある時間に君は眠りにつく 歪な窓越しに覗いて 例えば鉄の向こう側に体を投げ出して 僕を溶かして息を止めた 例えばこの冷たい感触も 孤独な鉄の感覚も見えないでしょう もう少しだけ君の目に映し出されるように 例えば僕は12センチおきに君を刺すけど 目を瞑った瞬間に 全てが 例えば12センチの瞬間を君に何回描いたら 遠いオレンジの集合体さえも 触れられるように 例えば不思議な世界に体を投げ出して 息を失くしたら 一人になる 誰もが後ろを振り向いて少しだけ僕を思い出した 見つけられないフレーズ 例えば僕は12センチおきに君を刺すけど 耳を塞いだ瞬間に 全てが 曖昧な顔をして 12センチおきに君を刺すけど わかりづらいフレーズで 全てが 息を失くした瞬間に 時間の許した瞬間に 破壊されていく 曖昧な顔をして 12センチおきに君を刺すけど 共振するフレーズに 全てが 君の知らない世界がどこかに 見覚えを忘れて浮かんだあの日に