【日本小3道德】8#这不是规定吗
決まりじゃないか(这不是规定吗)
朝から降り続いていた雨も、二時間目が終わる頃には、降ったり止んだりの、小雨になりました。
(从早一直下着的雨到了第二节课结束后,也下下停停,转为了小雨。)
裕一達の学校では、雨が降って校庭が使えない時、「遊びボード」が赤色になります。
(裕一他们的学校下雨后无法使用操场的时候,“游戏板”是红色。)
(雨よ、早く止め、早く止め。)と思いながら外を眺めていた裕一に、大助が声をかけました。
(裕一一边想着雨啊,快停下,快停下,一边眺望着外面,大助向他搭话道。)
「雨が止んだら、一緒にドッジボールをしないか。」
(“雨停后,要一起玩躲避球吗?”)
裕一は、すぐに頷きました。
(裕一马上点了点头。)
昼休みになると、雨はすっかり上がりました。裕一は、教室の窓から外を見ました。まだ、所々に、水溜りが残っています。遊びボードも赤いままです。裕一は、じっと外を眺めていました。
(午休时,雨已经停了。裕一透过教室的窗户看向外面。还到处都是水塘。游戏板也还是红色。裕一眺望着外面。)
すると、「さあ、ドッジボールをしようよ。」と、大助が皆に声をかけました。その声を聞いて、何人かが教室を飛び出そうとしました。
(这时,大助对大家说道:“好了,一起玩躲避球吧。”好几人闻言准备飞奔出教室。)
「だめだよ。まだ、遊びボードが赤じゃないか。」と、裕一は言って、慌てて大助達を止めました。すると、大助は、「平気さ、見てごらん。もう雨は止んだよ。」と言ったかと思うと、外へ飛び出していきました。大助に続いて、二、三人が、あとを追うように出て行きました。雲の隙間から、青空も見えています。ほかの組の子供達も飛び出していきました。仲良しの勝も、「裕一さん。もう、いいじゃないか。ほかの組の子だって、あんなに出てきているよ。」と言います。裕一は、「でも、決まりじゃないか。」と、小さな声で言いました。
(“不行。游戏板还是红的。”裕一慌忙地制止了大助他们。于是大助刚说完“没事的,你看。雨已经停了。”就飞奔出去了。两三人随着大助出去了。云缝间还能看到蓝天。其他班的孩子们也飞奔出去了。要好的胜也说道:“裕一。已经可以了吧?其他班的同学也出去了那么多人。”裕一小声道:“但是,这不是规定吗?”)
その時、校内放送がありました。
(此时,有一则校内广播。)
「校庭に水溜りが残っています。校舎内で過ごしましょう。」
(“操场上还有水塘。请待在校舍内。”)
「ああ、残念!」
(“啊,好遗憾!”)
皆が、一斉にため息をつきました。
(大家一起叹息道。)
「放課後は、きっと遊べるよ。」
(“到放学后一定能玩了。”)
裕一は大きな声で言いました。
(裕一大声道。)

