「オリンピックで楽(たの)しい気分(きぶん)　緊急事態宣言(きんきゅうじたいせんげん)は意味(いみ)がなくなる」

[2021年7月30日 16時20分]

心理学(しんりがく)の専門家(せんもんか)は「新(あたら)しいコロナウイルスが広(ひろ)がるのを止(と)めるために東京(とうきょう)に緊急事態宣言(きんきゅうじたいせんげん)が出(で)ています。それなのにオリンピックがあって、ウイルスは大(おお)きな問題(もんだい)ではないと考(かんが)えてしまう気持(きも)ちが広(ひろ)がっています」と話(はな)しています。

心理学专家说：“为防止新冠疫情扩散，东京出台了《紧急事态宣言》，但是由于举办奥运会，疫情问题不严重的想法应该会在民众心中扩散。”

人(ひと)の気持(きも)ちについては「つらいことより楽(たの)しいことを考(かんが)えるのは、とても普通(ふつう)のことです。オリンピックで世界中(せかいじゅう)から人(ひと)が来(き)ているし、楽(たの)しい気分(きぶん)になることができるので、ウイルスについてあまり心配(しんぱい)しなくなっています」と話(はな)しています。

人的情绪一般都会更倾向于考虑乐观的事情而不是悲观的。奥运会举办期间，全世界的人都会来参加，气氛会变得欢快，从而不怎么担心新冠病毒了。

そして「このようなとき、緊急事態宣言(きんきゅうじたいせんげん)は意味(いみ)がなくなってしまいます。人(ひと)の気持(きも)ちを変(か)えて、ウイルスがうつらない行動(こうどう)をしてもらう方法(ほうほう)を考(かんが)えることが大切(たいせつ)です」と話(はな)しています。

此外，专家表示“这个时候，《紧急事态宣言》实施的意义就没有了。思考如何转换民众情绪，让民众为防止感染新冠而采取积极行动的方法，非常重要。”

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