介護福祉士国試対策(15)介護記録

介護福祉士国試 第33回 問題33
介護記録を書く時の留意点として、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】
1.数日後に書く。
2.客観的事実と主観的情報は区別せずに書く。
3.ほかから得た情報は情報源も書く。
4.利用者の気持ちだけを推測して書く。
5. 介護福祉職の意見を中心に書く。
介護福祉士国試 第31回 問題33
叙述体を用いて介護記録を作成する時の留意点として、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】
1.情報を項目別に整理する。(要約体)
2.問題のポイントを明確にする。(要約体)
3.介護福祉職の解釈を記録する。(説明体)
4.論点を明確にする。(要約体)
5. 利用者に起こったをそのまま記録する。
社会福祉士国試 第28回 問題117
記録の形式と文体に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。【 】
1.エバリュエーションシートにはソーシャルワーカーとクライエントとの相互作用が時系列に記録される。 (エバリュエーションシートは支援の評価を記録するシートです。)
2.フェイスシートにはアセスメント結果、目標、計画が一覧で示される。
(フェイスシートはクライエントの基礎情報(年齢、性別、職業、家族構成など)が書かれたシートです。 )
3.問題志向型記録では、問題ごとにS(主観的情報)、O(客観的情報)、A(アセスメント)、P(計画)の項目に沿って記述する。
4.逐語体は、会話の一語一句を聞き取ってその要点をまとめて箇条書きにしたものである。
(逐語体は要点をまとめるのではなく逐一そのまま記録する方式です。)
5.説明体は、事実についてのクライエントによる説明や解釈を記述するものである。
(クライエントによる説明ではなくソーシャルワーカーによる説明を記述するのが説明体です。)
社会福祉士国試 第29回 問題118
相談援助の記録方法に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。 【 】
1.逐語体は、あらかじめ設定している援助過程の項目ごとに時系列で援助過程を簡潔に示すものである。 (圧縮叙述体)
2.叙述体は、事実やその解釈、見解の要点を整理して示すものである。 (要約体)
3.要約体は、ソーシャルワーカーとクライエントの相互作用について時間経過に沿って詳細に示すものである。 (過程叙述体)
4.ジェノグラムは、数世代にわたる血族・姻族関係、ライフイベントなどを図式化するものである。
5.エコマップは、グループメンバー間のつながり、構造、関係のパターンを図式化するものである。 (ソシオグラム)
社会福祉士国試 第31回 問題116
ソーシャルワークの記録に関する次の記述のうち,最も適切なものを一つ選びなさい。 【 】
1.ソーシャルワーカーの判断や主観的な解釈を含めず、客観的な事実を記述する。
(説明体の記録方式ではワーカーの主観的な解釈が含まれます。 叙述体は客観的な事実を記述する。)
2.説明体は、事実についてのクライエント(ソーシャルワーカー)による説明や解釈を記述するものである。
3.実践の根拠と証拠を示し、援助の評価にも活用される。
4.SOAP方式で記録する場合、Aはソーシャルワーカーが行う今後の援助計画のことである。 (Aはアセスメントのことです。Pがプラン(今後の援助計画)のことです。)
5.クライエントに不利益となるような情報を記載しないようにする。
社会福祉士国試 第32回 問題117
ソーシャルワークの記録に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。 【 】
1.プランニングシートには、利用者がサービスを利用してどのような生活をしたのかについて記述する。 (プランニングなので未来のプランを書くわけで、どのような生活をしたのかという過去のことを記述するのはおかしいです。ランニングシートは支援計画を記入するので、支援結果を記録するものではない)
2.時間の経過に沿ってソーシャルワーク過程において起こる事実を記録する形式を説明体という。 (叙述体)
3.逐語録では、話し言葉の記録にソーシャルワーカーの説明や解釈を加えて記述する。
(説明体)
4.的確に情報を伝達することを求められるため、文字情報で統一する。
(文字情報だけでなく、図や写真、音声なども重要な情報です。 )
5.グループインタビューの記録係は、参加者の非言語的反応を含めて記録する。
社会福祉士国試 第33回 問題115
ソーシャルワークの記録に関する次の記述のうち、逐語体の説明として、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】
1.クライエントの基本的属性に関する事項を整理して記述する。
2.経過記録などに用いられ、ソーシャルワーク過程の事実経過を簡潔に記述する。
(叙述体)
3.出来事の主題に関連して重要度の高いものを整理し、要点をまとめて記述する。
(要約体)
4.出来事に対するソーシャルワーカーの解釈や見解を記述する。 (説明体)
5.ソーシャルワーカーとクライエントの会話における発言をありのままに再現して記述する。
社会福祉士国試 第35回 問題114
ソーシャルワークの記録に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】
1.フェイスシートには、全体の振り返りや目標達成の評価を記述する。
2.アセスメントシートには、目標を設定し具体的な解決策を記述する。
3.プロセスシートには、目標に対する援助過程を時系列に記述する。
4.プランニングシートには、クライエントの基本的属性を項目ごとにまとめて記述する。
5.クロージングシートには、クライエントの主訴、解決したいことを記述する。
社会福祉士国試 第35回 問題115
事例は、Y地域包括支援センターのE社会福祉士によるFさん(74歳、男性)への支援記録の一部である。次のうち、用いられている文体として、最も適切なものを一つ選びなさい。 【 】
最近、Fさんからの電話連絡が頻回に続き、電話越しに混乱し、慌てている状況があるため、Fさん宅を訪問。財布をなくしたと探しているので一緒に探したが見付からない。また、部屋が片付けられないのでイライラしている様子。片付けの手伝いをボランティアに頼むことができることを伝えると了承した。
後日片付けの日程の件で訪問。Fさんは片付けのことは忘れており、混乱し、怒り出してしまった。Fさんの言動や生活状況から認知症の進行も考えられるため、関係機関の見守りと早急なケース会議の開催を提案。
1.要約体
2.逐語体
3.過程叙述体
4.圧縮叙述体
5.説明体