20230308 泛听 失敗 H3ロケット初号機 日语听力|字幕见笔记 日语新

先月、打ち上げを直前で中止した
新型の国産主力ロケット・H3ロケット初号機が、
さきほど、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられたが、
指令破壊信号が送られ、
打ち上げは失敗しました。
では、現場から中継です、
打ち上げを終えたばかりの
種子島宇宙センターからお伝えします。
センター内の関係者の間には、
緊張が走っています。
H3ロケット初号機は、今日午前10時37分ごろ、
鹿児島・種子島宇宙センターから打ち上げられました。
開発期間9年分の思いを載せて今度こそ
宇宙へと進んでいきます。
発射場周辺は快晴に恵まれ、
ロケットの飛行を肉眼でも、
およそ2分にわたって確認することができました。
しかし、その後
「第2段の燃焼が確認されていないという状況になります」
JAXAによると、
2段エンジンの着火が確認できず、
打ち上げからおよそ10分後、
地上からロケットを破壊する指令破壊信号が送られ、
打ち上げは失敗しました。
ロケットには、
地球観測衛星「だいち3号」が搭載されていました。
H3ロケットは、
これまでのH2Aに代わる新型の国産主力ロケットで、
大きな衛星をより安く打ち上げることを目指して開発されました。
しかし、
エンジントラブルが相次ぎ、
打ち上げは延期され、
先月17日には、電気系統のトラブルで、
打ち上げが直前で中止されていました。
JAXAはこのあと、くわしい状況を説明するものと思われます。
以上、中継でした。