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天声人语Vol.2 溺水事故

2022-08-21 15:35 作者:UnicAki  | 我要投稿

水の事故

溺水事故

 

海に囲まれたこの国で、海水浴が始まったのは明治になってからだ。それまで海は、多くの人にとってそれほどなじみ深い場所ではなかった。漁師や船乗りが生活の糧を得る場であり、ときに海賊の跋扈(ばっこ)する場であったと畔柳(くろやなぎ)昭雄著『海水浴と日本人』にある。

畔柳昭雄著作的《海水浴与日本人》中写道,这个国家被大海所环绕,明治时期开始流行起了海水浴。在那之前,对大多数人而言大海并不是一个熟悉的地方。大海,是渔民和水手赖以生存的福地,有时候也是海盗犯罪的温床。

 

当初の海水浴は、西洋医学にもとづく健康法であり、医療行為だった。身体を波にさらすことを目的にしていた。海水浴の読み方も「カイスイヨク」ではなく、「ウミミズユアミ」だったという。

一开始的海水浴发展自西洋医学,是一种健身法,也是一种医疗行为。海水浴的目的便是将身体置于海波之中。当时海水浴的读音也并非现在的“kaisuiyoku”,而是“umimizuyuami”。

 

時が流れて、泳ぐことを楽しむようになると、水の事故とも背中合わせになる。あまりにも暑い日が続いたこの夏も、不幸な事故が目立っている。幼い子どもの命が奪われたというニュースは、とりわけつらい。

时代发展,人们开始喜欢上了游泳,而溺水事故也伴随而来。今年夏天高烧不断,溺水悲剧也格外引人注目。每每看到新闻中孩子们失去幼小的生命都令我无比痛心。

 

近くに水難救助員がいるかどうかを確かめ、さらにはライフジャケットを着用するよう求める声もある。海での着用はまだ途上だが、川遊びではそれなりに進んでいるようだ。流れが速く、急に深くなる川の怖さは、いくら注意してもしすぎることはない。

有人呼吁,下海游泳时要确认附近有无救生员,并且还要身穿救生衣。下海游泳时穿救生衣尚未普及,不过下河游泳时穿救生衣已经是很多人的共识了。河流的恐怖在于水流湍急,河水还会突然变深,因此不管留多少个心眼都不为过。

 

海水浴と違い、川遊びはこの国で昔から行われてきた。各地にあるかっぱ伝説も関係があるのだろう。「水中にいるかっぱに、引っ張り込まれる」という恐ろしい言い伝えが、多くの事故を未然に防いできたのかもしれない。

同海水浴不同,在河边玩耍是这个国家自古就有的传统。或许流传于各地的河童传说也与这个习惯有关。“被河童拽入水中”这一可怖的传说说不定无形中将许多事故消灭在了萌芽阶段。

 

〈汐浴(しおあび)の帽子大きく休み居る〉篠原温亭。十分に休んで、疲れをとる。それも事故を防ぐこつであろう。子どもたちの夏休みも終盤となる。水辺の楽しさは、いい思い出にして持ち帰りたい。

條原温庭有首俳句写道:“海水浴,帽子大,放松身心”。意思是,在海水浴中充分休息,消除疲劳。也许这也是防止事故的秘诀。孩子们的暑假即将结束,祝愿他们在水边玩耍时留下美好的回忆。

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