介護福祉士国試対策(17)睡眠




介護福祉士国試 第29回 問題59
概日リズム(サーカディアンリズム circadian rhythm)を回復させるための介護福祉職に関わりとして、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】
1.早朝に、高強度運動を行うように勧める。
2.起床後はカーテンを開けて、日光を浴びるように勧める。
3.夕食に、トリプトファン(tryptophan)を含む食事を提供する。
4.就寝前に、テレビを見たり、パソコンを使ったりすることを勧める。
5. 平日の睡眠時間が短い時には、休日の「寝だめ」を勧める。
「寝だめ」は、平日に不足した睡眠時間を休日の長時間の睡眠で補う行為です。
介護福祉士国試 第33回 問題56
睡眠の環境を整える介護として、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】
1.寝具を選ぶ時は、保湿性を最優先する。
2.湯たんぽを使用する時は、皮膚に直接触れないようにする。
3.寝室の温度は、1年を通して15℃前後が望ましい。
4.枕は、顎が頸部につくぐらいの高さにする。
5.就寝中の電気毛布は、スイッチを切る必要がない。
介護福祉士国試 第33回 問題106
高齢者の睡眠の特徴に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】
1.熟睡感が増加する。(減少する)
2.深睡眠が増加する。(減少する)
3.夜間の睡眠時間が増加する。(減少する)
4.睡眠周期が不規則になる。
5.入眠までの時間が短縮する。
介護福祉士国試 第33回 問題107
睡眠に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】
1.レム睡眠の時に夢を見る。
2.レム睡眠から入眠は始める。
3.ノンレム睡眠では筋緊張が消失する。(レム睡眠)
4.ノンレム睡眠では速い眼球運動がみられる。(レム睡眠)
5.高齢者ではレム睡眠の時間が増加する。(減少する)
介護福祉士国試 第32回 問題56
眠れないと訴える高齢者に介護福祉職が行う助言として、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】
1.起床時に日光を浴びるように勧める。
2.日中、長い昼寝をするように勧める。
3.夕食後2時間以内に就寝するように勧める。
4.寝る前に緑茶を飲むように勧める。
5.決まった就床時刻を守るように勧める。
介護福祉士国試 第32回 問題57
施設における安眠を促すための環境に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】
1.湿度は20%以下に設定する。(50%前後)
2.寝衣は、体に密着した形のものを選ぶ。(ゆったりとした服装)
3.冷暖房の風が、体に直接当たるようにする。
4.夜間の照明は、部屋全体がはっきり見える明るさにする。
5.介護福祉職同士の会話が響かないようにする。響く(ひびく)
介護福祉士国試 第31回 問題106
睡眠に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】
1.加齢に伴って睡眠時間は短くなる。
2.睡眠障害の多くは遺伝性である。
3.過眠は睡眠時間が長くなることを言う。
(過眠は夜間十分な睡眠をとっているはずなのに、日中に目覚めていられないような病的な眠気がみられること。)
4.睡眠中は体温が上昇する。
5.睡眠周期は約60分である。(90分ー120分)
介護福祉士国試 第31回 問題107
睡眠に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】
1.高齢者の中途觉醒は、水分の摂りすぎが原因である。
2.レストレスレッグス症候群は、下肢を動かすと症状が軽快する。
3.仰臥位で眠ると、いびきが改善する。
4.睡眠時間の確保には、寝だめが有効である。
5.熟睡するには、就寝前の飲酒が有効である。
介護福祉士国試 第35回 問題100
睡眠の環境を整える介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】
1.マットレスは、腰が深く沈む柔らかさのものにする。(柔らかすぎる)
2.枕は、頸部が前屈する高さにする。
3.寝床内の温度を20℃に調整する。(25℃前後)
4.臭気がこもらないように、寝室の換気をする
5.睡眠状態を観察できるように、寝室のドアは開けておく。
介護福祉士国試 第35回 問題101
高齢者の入眠に向けた介護福祉職の助言として、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】
1.「足のお湯につけて温めてから寝ましょう」
2.「寝室の照明を、昼光色の蛍光灯に変えましょう」
3.「布団に入ってから、短く浅い呼吸を繰り返しましょう」
4.「入眠への習慣は控えましょう」
5.「寝る前に、汗をかく運動をしましょう」
介護福祉士国試 第34回 問題75
高齢者の睡眠に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。【 】
1.午前中の遅い時間まで眠ることが多い。
2.刺激を与えても起きないような深い睡眠が多い。(少ない)
3.睡眠障害を自覚することは少ない。(多い)
4.不眠の原因の1つはメラトニンの減少である。メラトニン:褪黑激素
5.高齢者の睡眠時無呼吸症候群の発生頻度は、若年者よりも低い。