欢迎光临散文网 会员登陆 & 注册

徒然草 第102段 尹大納言光忠卿、追儺の上卿を勤められけるに、・吉田兼好 日文

2023-10-24 00:55 作者:蜈蚣哥  | 我要投稿

尹大納言光忠卿:<いんの だいなごん みつただ きょう>。源光忠(1284~1331)大納言でかつ弾正尹(弾正台長官)を尹大納言と呼称した。 その役目は、京都市中の風俗や公安の巡察、現在の公安警察。

追儺の上卿を勤められけるに:<ついなのしょうけいをつとめられ・・>と読む。「追儺の上卿」は大晦日の行事である鬼やらいの式典奉行。これに任命された。第19段参照。

洞院右大臣殿に次第を申し請けられければ:「洞院右大臣」は、洞院公賢<とういんきんたか>(1291~1360)でこの頃右大臣。光忠は、右大臣に役目のやり方を教えてもらいに行った。

「又五郎男を師とするより外の才覚候はじ」:又五郎に尋ねるしか方法はないよ」という。又五郎は、不祥。身分の低い衛士(=皇宮警察のお巡りさん で、夜間照明などの管理や警備を担当)だが、よく宮中行事に詳しい男だったらしい。

近衛殿著陣し給ひける時、軾を忘れて、外記を召されければ:ここからは回想。その昔、近衛殿(近衛経忠か?)が式典で着座しようとしたときに、ひざつきを忘れてしまったので、外記(式典担当の秘書官)を呼びつけた。軾<ひざつき>は、室外で行う式典時に地面に敷く布または畳状の敷物。江戸時代になると、転じて庶民の間で「謝礼」の意となる。

「先づ、軾を召さるべくや候ふらん」:照明用の火の管理をしていた件の又五郎は、小さな声で「近衛殿は、外記を呼んで儀式を始めてしまうのではなくて、まず雑用係を呼んで軾を着けるのが先ではないか」と言ったという。

徒然草 第102段 尹大納言光忠卿、追儺の上卿を勤められけるに、・吉田兼好 日文的评论 (共 条)

分享到微博请遵守国家法律