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徒然草 第99段 堀川相国は、美男のたのしき人にて、・吉田兼好 日文念书

2023-10-24 00:06 作者:蜈蚣哥  | 我要投稿

堀川相国:<ほりかわのしょうこく>。1289年、太政大臣。久我基具。

美男のたのしき人にて:「たのしき」は金持ちのこと。美男で富裕な人で、の意。

そのこととなく過差を好み給ひけり:「過差」は度の過ぎた 贅沢、分不相応なおごりを言う。『大字林』)。何事によらず、ぜいたくが好きだった。

御子基俊卿を大理になして:ご子息(基具の次男)基俊を検非違使別当(現在の警視総監にあたる)にして。大理は唐名の呼称。

庁屋の唐櫃見苦しとて:検非違使庁の官舎の中に置いてあった唐櫃<からびつ>がこわれてみっともな いと言って、の意。「唐櫃」は脚のついた衣類や調度品を入れる櫃。中国伝来に故にこう呼ぶ。

上古より伝はりて、その始めを知らず、数百年を経たり:はるか昔から伝わったもので、その最初が分からないぐらい古く、数百年を経たものだ。

累代の公物、古弊をもちて規模とす:「累代の公物」は代々伝来の国有財産のこと。「古幣」は古びて壊れたようなもの。「規模」は名誉・面目の意。つまり、昔からある官有の物で、古くて壊れているものは、価値あるものという誉れなのだ。

故実の諸官等申しければ、その事止みにけり:(「だから、簡単には更新や廃棄はできませんよ」と)故実の専門家たちが言ったので、相国は唐櫃を廃棄することを止めた。 

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