【授权翻译】假面骑士GeatsxW露天舞台剧repo
本文为推特上的一个舞台剧repo翻译,已取得翻译转载授权(原作者简介与授权如图)。
翻译(本人),特别鸣谢校对:阿浔、名も無い少年。
如果有翻译错误欢迎指出。
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仮面ライダーギーツ×Wショー レポ
假面骑士Geats x W show repo
『『SET』』
「「变身!」」
『MAGNUM !』
『GRAB ! CLASHOUT ! ZOMBIE !』
仮面ライダーギーツと仮面ライダーバッファが戦っている。
假面骑士Geats和假面骑士Buffa在战斗。
銃弾をゾンビブレイカーで弾きながら突進するバッファ。ギーツはバッファの攻撃を受け流し、間合いから逃れる。
Buffa一边用僵尸破坏锯弹开子弹一边突进。Geats避开了Buffa的攻击,从间隙中闪避。
道長「今日こそ潰す……ギーツ!」
道长「我今天一定要打倒你……Geats!」
英寿「できるか?お前に」
英寿「就你,能做到吗?」
道長「減らず口もそこまでだ」
道长「你的废话也就到此为止了」
サボテンナイトジャマトとポーンジャマトが出現し、ギーツを取り囲んだ。
仙人掌双头马邪魔徒和杂兵邪魔徒出现并将Geats包围了。
英寿「随分ジャマトが板についてきたな」
英寿「看来你已经很习惯邪魔徒这个身份了嘛」
道長「黙れ、まずはその口から塞いでやる」
道長「闭嘴!就先把你那张嘴给堵上!」
サボテンナイトジャマト「ビビテウ(かかれ)!」
仙人掌双头马邪魔徒「进攻(邪魔徒语)!」
バッファがジャマト達と共にギーツへ向かっていく。だが突然その足が止まった。
Buffa和一众邪魔徒一同逼近Geats。但是突然停下了脚步。
道長「ぐっ!何だ、この音…?」
道长「呃!这什么、声音…?」
頭を押さえてよろめく。周りのジャマト達も同じだ。
Buffa扶着额头踉跄起来。周围的邪魔徒也是如此。
英寿「何も聞こえないが……大丈夫か?」
英寿「我什么都没听到啊……你没事吗?」
道長「……何をやってる!やれ!」
道長「……你们在干什么!给我上!」
苦しみながらも、バッファがジャマトに指示を出す。
虽然看起来很痛苦,但是Buffa依旧对邪魔徒发出了指令。
するとジャマト達はギーツだけでなくバッファにも襲いかかった。
但是邪魔徒不仅仅袭击了Geats,还袭击了Buffa。
道長「何だと!?」
道長「怎会如此!?」
英寿「どうなってる?」
英寿「这是怎么了?」
ギーツはポーンジャマト達と戦いながらステージを出ていき、バッファとサボテンナイトジャマトが残された。
Geats和杂兵邪魔徒们一边战斗一边退场、只留下了Buffa和仙人掌双头马邪魔徒。
道長「まさかあいつ等、裏切ったのか?」
道长「难道他们、背叛我了?」
音のせいで身体が思うように動かず、苦戦するバッファ。
因为声音的影响身体难以随意行动,Buffa陷入苦战。
その時。
就在这时
『アクセル!』
『Accel !』
「変……身っ!」
「变……身!」
仮面ライダーアクセルが現れ、エンジンブレードでナイトジャマトを斬りつける。
假面骑士Accel现身,用引擎剑刃斩了双头马邪魔徒。
道長「お前は……仮面ライダー?」
道长「你是……假面骑士?」
照井「ようやく手がかりを見つけたか」
照井「终于找到线索了吗」
ジャマトが起き上がるが、また動きを止める。バッファにも同じ症状が出ていた。
邪魔徒虽然站起来了,但又停止了动作。Buffa也出现了同样的症状。
道長「またこの音か……!」
道长「又是这个声音……!」
照井「音?」
照井「声音?」
アクセルがバッファの方を見て注意が逸れた隙に逃げ出すナイトジャマト。
Accel关注Buffa这边情况的时候,双头马邪魔徒趁机逃跑了。
照井「逃がすか!」
照井「不会让你跑的!」
追おうとするアクセルだがその時にはもう遅く、逃げられてしまった。
Accel虽然想要追上去但是这个时候已经迟了,让它逃走了。
照井「あの怪物……あれがジャマトか」
照井「那个怪物……那就是邪魔徒吗?」
追うのを諦め、バッファに声をかける。
Accel放弃追赶,转而问起了Buffa。
照井「お前もデザイアグランプリの関係者なんだろう?」
照井「你也是DGP的相关人员吗?」
道長「部外者か……」
道长「你是局外人啊……」
照井「俺は照井竜。風都署の刑事だ」
照井「我是照井龙,风都警署的/刑/警。」
道長「刑事?」
道长「/刑/警?」
照井「次はお前の番だ。こちらの質問に答えてもらおう」
照井「接下来轮到你回答我的问题了。」
道長「よその街の刑事がデザグラを探ってどうする?」
道长「别的城市的/刑/警/调查DGP想干什么?」
照井「俺に質問するな」
照井「别质问我啊」
道長「……何だと?」
道长「……你说什么?」
照井「余計なお喋りをする時間はない。訊かれた事に答えろ」
照井「没时间跟你闲聊,给我如实回答问题」
腹を立ててアクセルの胸ぐらを掴むバッファ。
Buffa生气地抓住Accel胸口。
道長「奇遇だな、俺も同じ気持ちだ。俺に質問するな!」
道長「真不凑巧,我也是同样的想法。别质问我!」
照井「……公務執行妨害だな。覚悟しておけ」
照井「……妨碍公务执行。你做好觉悟吧」
アクセルはバッファの手を払いエンジンブレードを振り下ろす。それをバッファはゾンビブレイカーで受け止めた。
Accel用引擎剑刃甩开了Buffa的手。而Buffa又以僵尸破坏锯接下了攻击。
道長「面白い……お前も仮面ライダーなら、俺がぶっ潰す!」
道长「有意思……既然你也是假面骑士,我便打倒你!」
だが、また音が鳴って三度苦しみ始めるバッファ。しかもポーンジャマトが乱入してくる。
但是,那个声音再次响起,Buffa第三次陷入痛苦。同时杂兵邪魔徒也乱入其中。
これでは戦闘どころではない。仕方なくバッファはアクセルがジャマトの相手をしている間に撤退していった。
这样根本不能对战,没办法Buffa只能与Accel一同应对邪魔徒,退场了。
照井「あいつ……一度、左たちと合流した方がよさそうだな」
照井「那家伙……要是能和左他们汇合一下就好了」
アクセルはジャマトを撃破し、その場を離れる。
Accel攻击了邪魔徒,从场上离开了。
一方ポーンジャマト達と戦っていたギーツはちょうど最後の一体を倒した所だった。
另一边和杂兵邪魔徒战斗的Geats正好打倒了最后一只邪魔徒。
英寿「あのジャマト達……バッファは音がどうこう言ってたが、だとしたらあの様子、やはり……」
英寿「这些邪魔徒……Buffa似乎都提到了声音的事情、这样的话这个样子、果然……」
考え込むギーツ。その後ろにもう一体ポーンジャマトが現れる。
Geats还在沉思。在他身后又出现了一只杂兵邪魔徒。
ギーツは振り向かずにマグナムシューターを向ける。
Geats没有回头而是将马格南枪口转向了它
「「変身!」」
「「变身!」」
『サイクロン!ジョーカー!』
『Cyclone!Joker!』
だがギーツが引き金を引くより早く仮面ライダーWが現れ、キックでジャマトを倒した。
但是假面骑士W在Geats扣动扳机之前出现,用骑士踢击倒了邪魔徒。
英寿「お前は?」
英寿「你是?」
翔太郎「危ない所だったな。礼はいいぜ、ツケときな」
翔太郎「真是危险的地方。道谢就不必了、先欠着吧」
英寿「そうでもなかったんだがな……仮面ライダー」
英寿「假面骑士……也不能这样吧」
翔太郎「ああ、俺は……いや俺達は」
翔太郎「啊、我是……不对我们是」
フィリップ「翔太郎!」
菲利普「翔太郎!」
自己紹介をしようとした所に、いきなりフィリップが割り込む。
正要自我介绍的时候,菲利普突然插话了。
フィリップ「白い狐……恐らくあれがギーツだ」
菲利普「白色狐狸……没猜错的话他就是极狐」
翔太郎「んな事は見りゃ分かるよ!ったく、人がせっかくキメてたのに」
翔太郎「这种事一看就知道了!真是的、好不容易才确定好人了」
英寿「……もしかして、触れない方がいいか?」
英寿「……莫非、还是不碰面比较好吗?」
知らない人間から見たら、二人のやり取りはイタい一人芝居にしか見えない。
在不知情的人看来、两人的互动像是一个人在表演。
翔太郎「あー、大丈夫だ。俺達はW。俺は左翔太郎」
翔太郎「啊、没关系的。我们是W。我是左翔太郎」
フィリップ「僕はフィリップ、よろしく」
菲利普「我是菲利普、请多指教」
翔太郎「俺達は二人で一人の仮面ライダーで、風都の探偵だ」
翔太郎「我们是二人即一人的假面骑士、风都的侦探」
英寿「風都か……俺はギーツ、浮世英寿だ」
英寿「风都吗……我是Geats、浮世英寿」
翔太郎「浮世か、よろしく……って、ええぇぇぇぇ!?」
翔太郎「浮世吗、请多指教……呃、诶诶诶诶诶!?」
英寿の名を聞いた途端、Wは狼狽し始める。
听到了英寿的名字,W开始慌乱起来。
フィリップ「どうした翔太郎?」
菲利普「怎么了翔太郎?」
翔太郎「浮世英寿ってあの、スター・オブザスターズ・オブザスターズの!?」
翔太郎「浮世英寿不是那个、星中星中星吗!?」
フィリップ「ああ、リストにはそう書いてある」
菲利普「是啊、名单上是这样写的」
翔太郎「お前、知ってたんなら先に言えよ!」
翔太郎「你知道的话早点跟我讲啊!」
一瞬前とは打って変わって、姿勢を正し敬語で話す翔太郎。
随后立马改变之前的态度,翔太郎端正姿势用敬语谈话起来。
翔太郎「お会いできて光栄です、英寿様。まさか本物に会えるなんて」
翔太郎「很荣幸见到你、英寿大人。没想到能见到真人」
英寿「だろうな」
英寿「是啊」
翔太郎「あの、良かったら握手とサインを……」
翔太郎「那个、如果可以的话请和我握手以及签名……」
英寿「それより探偵と言ってたな。何を調べてる?」
英寿「在这之前你说你是侦探,你在调查什么?」
スルーされても食い下がろうとする翔太郎の代わりにフィリップが話を引き継ぐ。
菲利普代替被无视也依旧继续纠缠的翔太郎接下了话题。
フィリップ「デザイアグランプリ」
菲利普「DGP大赛」
英寿「……ほう?」
英寿「……嚯?」
翔太郎「こいつは、この星の記憶と繋がってるんです。そこで最近、ある異変が起きた」
翔太郎「他能和这个星球的记忆联系起来。而在最近、发生了一个异变」
フィリップ「何者かが地球(ほし)の記憶を書き換えてる。しかも頻繁に」
菲利普「有人在篡改地球(星球)的记忆,而且很频繁」
翔太郎「調べていったら、ある大会に行き着いた。それがデザイアグランプリ」
翔太郎「调查了一番、就追溯到了某个大赛。也就是DGP大赛」
フィリップ「けど分かったのは、複数の仮面ライダーがゲームで競い合い、ジャマトと呼ばれる怪物から世界を守っている事。その勝者が地球の記憶を書き換えている事。そして参加者のリスト。それぐらいだ」
菲利普「但是能调查到的只是,这是由多个假面骑士在游戏中互相竞争、保护世界不受邪魔徒侵袭的比赛,从而胜者可以修改地球的记忆。以及参与者的名单。就这些信息」
英寿「よくそこまで部外者が調べたな」
英寿「作为局外人调查得很详尽啊」
フィリップ「問題はそこだ。『そこまで』なんだよ」
菲利普「问题就在这。『只有这些消息』而已啊」
フィリップ「そこから先は、どれだけ検索しても出てこない……だから、ある仮説に辿り着いた。この大会を運営している人々はこの時代の人間じゃない」
菲利普「从这里开始,其他信息无论如何搜查也查不出来……所以、我得出了一个假设,这个大赛的运营方不是这个时代的人。」
翔太郎「この時代の人間じゃなければ、それら未来の情報を今の地球が知ってる訳がない」
翔太郎「既然不是这个时代的人,现在的地球就无法得知未来的情报」
推理だけでそこまで辿り着いた事に、素直に関心するギーツ。
仅仅是推理就得出了这么多信息,Geast坦率地对他们起了兴趣。
英寿「風都の探偵ってのは、相当優秀みたいだな」
英寿「风都侦探看起来真的很优秀啊」
翔太郎「じゃあ……」
翔太郎「那么……」
英寿「あんた達の推測は正解だ。この大会を運営しているのは、遥か先の未来人」
英寿「你们的推测是正确的,这个大赛的运营方是离现在很遥远的未来人」
翔太郎「んなバカなとも思ったけど、まさか正解だったとはな……」
翔太郎「我还以为是不可能的事情、没想到居然是正确答案……」
英寿「だが、わざわざその事だけを調べに来た訳じゃない……だろ?」
英寿「但是、你们特意想来调查的不仅仅是这些……对吧?」
照井「そこからは俺が説明しよう」
照井「在这之后由我来说明吧」
そこにアクセルもやって来た。
Accel也来到了这里。
英寿「あんたは?」
英寿「你是?」
翔太郎「こいつは照井竜、風都署の刑事です。機嫌が悪くなるから、あんまり質問しない方がいいっすよ」
翔太郎「他是照井龙、风都警署的刑警。因为会闹不愉快的、所以最好不要问太多问题哦」
照井「余計なお世話だ……俺達はこの街に、逃亡者を探しに来た」
照井「多管闲事……我们来这里、是为了寻找逃犯」
英寿「逃亡者?」
英寿「逃犯?」
照井「郷司大輔(ごうじだいすけ)。ゲーム感覚で3件の殺人を犯し服役していたが、移送の隙をつき逃走。この街に逃げてきたという情報が入った」
照井「乡司大辅。像是在玩游戏一样犯下了三起杀人案,捕获服刑之后在转移的途中逃跑了。有情报说是逃到了这里」
翔太郎「その情報源がデザグラの参加者リスト。郷司はデザグラに参加してた」
翔太郎「这个情报来源就是DGP的参赛者名单。乡司参加了DGP」
英寿「聞いた事はない。恐らく俺が参加する前の大会だろう」
英寿「没听说过这个人。可能是在我参加大赛之前的事情吧」
照井「この街の警察にも協力を要請したが、奴は忽然と姿を消したまま行方不明になった」
照井「我向这个城市的警察请求协助了、但是这家伙似乎是突然就失踪了」
デザグラに参加して行方不明というなら、考えられる可能性は一つしかない。
如果是参加DGP失踪了的话,能想到的只有一个可能性了
英寿「デザグラでジャマトに倒された者は脱落、この世界から消える」
英寿「在DGP被邪魔徒打倒的人会被淘汰、并且从这个世界消失」
照井「つまり郷司は、脱落し消滅した?」
照井「也就是说乡司是被淘汰并且消灭了吗?」
英寿「恐らくな」
英寿「恐怕是的」
翔太郎「一足遅かったか……」
翔太郎「晚了一步吗……」
英寿「参加者リストを見せてくれ。失踪者に知っている名前があるかもしれない」
英寿「参加者名单让我看一下,里面可能有我认识的失踪者」
照井「いいだろう」
照井「好吧」
アクセルは持っていた紙をギーツに渡す。
Accel把拿着的纸递给了Geats
英寿「『今井透』。『吾妻道長』。この二人は既に脱落している」
英寿「『今井透』。『吾妻道长』。这两个人已经被淘汰了」
英寿「いや正確には……道長、バッファはジャマト側に寝返った」
英寿「不,准确地说……道长、Buffa已经叛变到了邪魔徒阵营」
照井「それはもしかして、紫色の牛のライダーか?」
照井「这人难道就是那个,紫色的牛骑士吗?」
英寿「そうだ」
英寿「是的」
照井「だが、ジャマトは奴にも攻撃していた」
照井「但是,邪魔徒也攻击了他」
翔太郎「裏切られたんじゃねーのか?」
翔太郎「他会不会是被背叛了?」
ギーツには一つ心当たりがある。
Geats注意到了一个线索。
英寿「音……」
英寿「声音……」
照井「音?」
照井「声音?」
英寿「奴は『音』と言っていた。俺は何も聞こえなかったが、奴もジャマトもその直後に様子がおかしくなった」
英寿「那家伙提到了『声音』。虽然我什么都没听到,但是在那之后那家伙和邪魔徒的状态就变得很奇怪了」
照井「確かにさっきも……」
照井「确实刚才也是……」
英寿「とはいえ、それ以上の事は分からない。残念だが、協力できるのはこれくらいだ」
英寿「话虽如此,除此以外的事情我也不知道了,很遗憾,能协助调查的只有这些」
と言い、ギーツはアクセルにリストを返した。
一边说着,Geats将名单还给了Accel。
翔太郎「いえ、充分です。ご協力感謝しますよ、スター」
翔太郎「不、足够了。谢谢您的配合、明星」
英寿「ああ」
英寿「嗯」
ギーツが立ち去る。それを見計らって、照井は口を開く。
Geats离去,照井看着他离去的方向开口道。
照井「気をつけろ、左。奴は何かを隠している」
照井「留个心眼、左。他在隐瞒什么情报」
フィリップ「ああ、彼の証言はどれも有益だ。けどデザグラに未来人、どれも僕達には対処できない情報ばかり……」
菲利普「嗯、他的证词都对我们有用。但是DGP以及未来人,这都是我们无法应对的情报……」
フィリップ「彼自身については、意図的に話が向かないようにしていた」
菲利普「关于他自己的事、也有意回避了」
翔太郎「分かってるよ」
翔太郎「我知道啊」
フィリップ「けど、手がかりは見つかった。僕達の情報と合わせれば真実に辿り着ける」
菲利普「不过、已经有线索了。只要配合我们收集的情报就能抵达真相」
照井「フィリップ、もう一つ頼みたい事がある。吾妻道長について情報を集めてくれるか?」
照井「菲利普、还有件事想拜托你。能帮我收集一下吾妻道长的情报吗?」
翔太郎「気になるのか?」
翔太郎「你很在意吗?」
照井「奴は仮面ライダーを憎んでいた。何かある筈だ」
照井「他很憎恨假面骑士。应该有什么隐情」
アクセルには、何か思う所があるようだ。
Accel似乎在想什么。
フィリップ「分かった」
菲利普「明白了」
照井「俺はもう一度ジャマトを探る」
照井「我想再去调查一下邪魔徒」
翔太郎「ああ、俺達もすぐに追いつく」
翔太郎「嗯、我们会很快追上的」
頷き、その場を走り去るアクセル。
Accel点头后离开了。
翔太郎「さて……じゃあ始めるか、相棒」
翔太郎「那么……就开始吧、搭档」
フィリップ「ああ、検索を開始する。キーワードは、『郷司大輔』、『音』、『植物』、そして『ジャマト』……」
菲利普「嗯、开始搜索。关键词为、『乡司大辅』、『声音』、『植物』、以及『邪魔徒』……」
道長「何のつもりだ?何で俺を攻撃させた!」
道长「你们想做什么?为什么攻击我!」
スパイダーフォンに怒鳴るバッファ。
Buffa冲着蜘蛛手机怒吼。
アルキメデル『ジャマト達が勝手にやった事だ。こちらのせいではない』
园丁『是邪魔徒他们擅自的行动。不是我这边的错』
道長「何だと?」
道长「你说什么?」
アルキメデル『お前にも異常があったんだろう?なら原因はそちら側にある、つき止めろ。私はガーデンの再建で忙しいんだ』
园丁『你也有异常情况吧?那么原因就在你这边、你自己找。我还在忙着重建花园』
取り付く島もなく、アルキメデルは通話を切ってしまった。
园丁毫不留情地挂断了电话。
道長「ふざけるな!……あの音だ。あの原因さえつき止めれば…」
道长「开什么玩笑!……是那个声音。只要找到这个原因的话…」
探しに行こうとした矢先、またその音が鳴り始める。
正要去调查的时候、那个声音又开始了响起来了。
道長「これは……どこだ?どこのどいつがこんな真似を……!」
道長「这是……从哪来的?哪来的混蛋搞出这种声音……!」
音はどんどん強くなり、ついに耐えられずその場に倒れ込む。
声音越来越大,Buffa终于无法忍受地倒在了这里。
やがて音が止み、ゆっくりと立ち上がるバッファ。
不久声音停止了、Buffa缓慢地站了起来。
「ウゥゥゥ……グオォォォォ!」
「唔唔唔唔……啊啊啊啊啊!」
雄叫びを上げ、バッファはどこかに走っていった。
Buffa吼叫着、不知道跑到哪里去了
ジャマトと戦うアクセル。ポーンジャマト程度なら敵ではなく、斬撃と蹴りで瞬殺する。
Accel与邪魔徒战斗着。但是杂兵邪魔徒的程度还称不上什么敌人。靠着斩击和踢击就能秒杀了。
間もなく、Wも合流した。
不久,W也汇合了。
翔太郎「遅くなったな」
翔太郎「来晚了」
照井「結果は?」
照井「结果如何?」
翔太郎「ビンゴだ」
翔太郎「bingo!」
フィリップ「それに、吾妻道長についても興味深い事が分かった」
菲利普「同时、我也查到了关于吾妻道长的很有意思的事情」
翔太郎「吾妻と今井は、同じ建設会社に勤めていた」
翔太郎「吾妻和今井是在同一家建筑公司工作」
翔太郎「そして今井がデザグラで脱落した後、吾妻はライダーになった。復讐の為にな」
翔太郎「接着今井从DGP被淘汰后,吾妻成为了骑士。是为了复仇吧」
照井「復讐……」
照井「复仇……」
フィリップ「どうやら彼は、ライダーそのものを恨んでいるようだ。ジャマトに付いているのも、それが関係しているのかもしれない」
菲利普「由此看来、他对骑士本身怀有憎恨。现在处于邪魔徒阵营、也可能是和这个有关」
照井「……そうか」
照井「……这样啊」
翔太郎「英寿様がこの二人の名前を挙げたのも、もしかしたら……」
翔太郎「英寿大人会特意举出这两个人的名字、说不定……」
そこに、バッファがふらつきながらやって来る。
就在这时、Buffa踉踉跄跄地走了过来。
照井「吾妻……」
照井「吾妻……」
翔太郎「あいつが?」
翔太郎「他就是?」
Wとアクセルに飛び掛かるバッファ。
Buffa猛地攻向W和Accel。
2人は応戦するが、いくら攻撃しても効いている様子がなくバーサークローで引っ掻いてくる。
二人开始迎战,但是不管怎么攻击都不起效果的样子,僵尸利爪依旧抓挠着攻击过来。
意思が感じられず、吠えながら本能のまま襲ってくる姿はゾンビそのものだ。
感觉不到意识的存在,一边吼叫着一边以本能攻击的样子仿佛就是真的僵尸。
翔太郎「おい、様子がおかしいぞ?」
翔太郎「喂、他这样很奇怪啊?」
フィリップ「照井竜!」
菲利普「照井龙!」
照井「ああ、恐らくな!」
照井「嗯、恐怕确实!」
Wとアクセルが同時に攻撃を当ててようやく怯む。更に弾丸が頭に命中し、バッファは仰向けに倒れた。
W和Accel同时发起攻击,Buffa终于僵直之时,又一颗子弹命中脑门,Buffa顺势仰面倒下了。
マグナムシューターを構えたギーツが歩いてくる。
端着马格南枪的极狐走了过来。
翔太郎「英寿様?」
翔太郎「英寿大人?」
英寿「どうやら、そっちも事件の真相に辿り着いたようだな」
英寿「看起来、你们这边也找到了事情的真相啊」
翔太郎「ああ……そろそろ出てこいよ。いるのは分かってんだ、郷司大輔!」
翔太郎「嗯……差不多该出来了吧。我知道你在、乡司大辅!」
郷司「バレてたか……」
乡司「被发现了吗……」
植物と虫が融合したような姿の怪人が姿を現した。
植物和虫子混合形态的怪人登场了。
郷司「まさかこんな街まで追って来るとは、ご苦労なこった」
乡司「没想到你们会追到这个地方来、真是辛苦了」
翔太郎「俺達の街を泣かせておいて、逃げおおせると思うなよ」
翔太郎「别以为惹哭了我们的城市就能轻易逃走哦」
郷司「だが、よく俺がいるって分かったな」
乡司「不过、你居然能知道我在这里啊」
フィリップ「君の『プラント』の能力は、特殊な音を発生させて植物を操る。ジャマトや彼を操っているのはまさにそれだ」
菲利普「你的『plant』的能力是,产生特殊的声音操纵植物。正是这个能力操纵了邪魔徒和他」
翔太郎「俺達がいる事も知らずに、力を使ったのが運のツキだ」
翔太郎「不知道我们的存在、使用了这个力量就是你命运的尽头了」
郷司「ああ、デカを見た時は正直焦ったぜ。けどよ、消しちまえば同じってな!」
乡司「啊啊,看到刑警的时候说实话我也慌了啊。但是啊,如果消失的话也是一样啊!」
全てはガイアメモリで変身したプラント・ドーパントの仕業だった。
这一切都是用盖亚记忆体变身的Plant·Dopant[1]干的好事。
郷司「この街にはジャマトが溢れてる。俺の力を使えば、戦力はいくらでも手に入る!」
乡司「这个城市充满了邪魔徒。只要使用我的能力、不管是多少战力都能入我手中!」
英寿「脱落したように見せかけて潜伏したのはその為か」
英寿「装作被淘汰了潜伏起来就是为了这个吗?」
郷司「そういうこった!」
乡司「正是如此!」
ジャマト達が現れ、バッファと共に3人の前に立ち塞がる。
一众邪魔徒出现、和Buffa一同挡在了三人身前。
郷司「思わぬ戦力も手に入ったが、俺のゲームを始めるにはまだまだ手駒が足りねえ。ジャマトによる殺戮ゲームのな!」
乡司「虽然还有意想不到的战力入手,但是作为我的游戏开始的棋子还不够。邪魔徒的杀戮游戏啊!」
翔太郎「とことん救いがたい野郎だぜ」
翔太郎「这混蛋真是无可救药」
郷司「言ってろ!俺のゲームのデモンストレーションに招待してやるぜ。そしてテメー等はジ・エンドだ!」
乡司「随你怎么说!我的游戏欢迎你们的参与。这也是你们的终局!」
勝ち誇るプラント・ドーパントに、ギーツは啖呵を切る。
Geats对着正在骄傲自满的Plant·Dopant嗤笑道。
英寿「面白い。乗ってやるよ、そのゲーム」
英寿「有意思。我也参与吧、这个游戏」
翔太郎「英寿様……」
翔太郎「英寿大人……」
英寿「バッファは俺に任せろ」
英寿「Buffa就交给我吧」
フィリップ「郷司大輔をメモリブレイクしなければ、彼の洗脳を解く事はできない」
菲利普「不先将乡司大辅的记忆体破坏的话、他的洗脑也无法解除的」
英寿「あいつは人間さ。どれくらい残ってるかは、あいつ次第だけどな」
英寿「那家伙是人类啊。能残存多少意识、就看他自己了」
翔太郎「そこに賭けるっていうんですか?」
翔太郎「是在赌这一点吗?」
英寿「賢い探偵と刑事は、キツネを信用できないか?」
英寿「聪明的侦探和刑警、会信任狐狸吗?」
照井「言われただろう?『俺に質問するな』と」
照井「我不是都说了吗?『不要问我』」
照井「奴を止めてやれ」
照井「去阻止那家伙吧」
翔太郎「信じてますよ、スター。アンタもアイツも、俺達と同じ仮面ライダーだ」
翔太郎「我相信你啊、明星。你也好他也好、都和我们一样是假面骑士啊」
英寿「期待にはお応えしないとな!」
英寿「那就必须回应这份期待了啊!」
郷司「無駄なんだよ!叩き潰せ!」
乡司「没用的!打倒他们!」
英寿「さあ……ここからが、ハイライトだ!」
英寿「那么……接下来就是、高光时刻!」
Wがプラント・ドーパントと戦いながらステージを出ていき、ギーツはバッファとナイトジャマトを挑発して舞台袖へ誘い出す。
W一边与Plant·Dopant战斗一边离开舞台、Geats挑衅了Buffa和双头马邪魔徒并将之引诱到舞台两侧。
残ったアクセルはポーンジャマト達と対峙する。
剩下的Accel和杂兵邪魔徒们对峙。
照井「さあ……振り切るぜ!」
照井「来吧……看我甩掉你们!」
パワーとスピードが両立したアクセルはポーンジャマトのナイフをエンジンブレードで難なく弾き、もう一体の攻撃もすり抜けて回り込み背中を斬りつける。
力速双全的Accel用引擎剑刃很轻松地弹开了杂兵的刀子。闪过了另一只杂兵的攻击绕到其背后发动斩击。
立ち上がった一体目と鍔迫り合いになるが押し戻して斬り返し、振り向きざま二体目に回し蹴りを入れる。
以刀柄将站起来的第一只杂兵推回去斩杀,转身给第二只一记回旋踢。
照井「これで終わりだ!」
照井「到此为止了!」
エンジンブレードにメモリを装填するアクセル。
Accel在“引擎剑刃”装填“记忆体”。
『エンジン!マキシマムドライブ!』
『Engine!Maximum Drive!』
ダイナミックエースを発動し、二体を袈裟懸けに一回ずつ斬りつけたあと横一文字に纏めて一閃。
Dynamic Ace发动、对两只杂兵进行斩击,每斩一次就会闪烁一个文字。
「絶望がお前達の……ゴールだ」
「绝望即是你们的……终点」
その言葉と共に、ポーンジャマト達は全滅した。
随着这句话说完,杂兵邪魔徒全灭了。
ゾンビブレイカーを振り回しながらギーツに迫るバッファ。
Buffa一边挥舞着僵尸破坏锯一边逼近Geats。
ギーツにとって力任せの攻撃を避けるのは容易いが、相手はバッファだけでなくナイトジャマトもいる。
对于Geats来说要避开全力的攻击很容易,但对手除了Buffa以外还有双头马邪魔徒。
バッファに銃を向けようとするとジャマトが割り込んで掴みかかろうとし、それを払いのけている間にバッファが斬りかかってくる。
当用枪对准Buffa的时候邪魔徒就会介入进来揪住、当想要推开邪魔徒时Buffa又趁机斩了过来。
マグナムシューターで防ぐギーツだがバッファは間髪入れず腹に膝を入れ、更にジャマトがよろけたギーツの顔面を蹴りつける。
Geats用马格南枪防御,但是Buffa立即对腹部一个膝击,而后邪魔徒又往歪倒的Geats的脸上踢了一脚。
理性を失っているとはいえバッファとナイトジャマトは強い。だが不利な状況にも関わらず、英寿は余裕を崩さなかった。
虽说理性尽失,但Buffa和双头马邪魔徒依旧很强。不过尽管是在这样的不利情况下,英寿依旧保持着从容。
英寿「そんな物だったとはな!」
英寿「也不过如此啊!」
ジャマトに射撃を集中して転ばせ、バッファと組み合う。
集中射击击倒了邪魔徒后,Geats和Buffa扭打纠缠起来了。
英寿「全てのライダーをぶっ潰す?その体たらくでよく言えたな」
英寿「击溃全部假面骑士?就你这样子还好意思说啊」
バッファはゾンビブレイカーでマグナムシューターごと押し切ろうとするが、ギーツが持つ銃は一つではない。アーマードガンの銃弾をゼロ距離で浴びせてそのまま殴り飛ばす。
Buffa用僵尸破坏锯设法打下马格南枪、但Geats的枪不止一把,以装甲内的枪弹以零距离直接将Buffa打飞了。
地面を転がるバッファ。
Buffa顺势滚到地面。
英寿「他人に利用され踊らされて、さぞ楽しいだろうな」
英寿「被他人利用摆弄、一定很开心吧」
道長「だ……黙、れ……っ」
道长「闭……闭、嘴……啊」
倒れたままのバッファを指さし、ギーツは言い放つ。
Geats指着还倒在地上的Buffa放言道。
英寿「お前の願いがその程度なら……何度エントリーしようがジャマトに付こうが、永遠に俺には勝てないぜ!」
英寿「如果你的愿望就是这种程度的话……不管你多少次变身成骑士还是邪魔徒、都永远赢不了我!」
道長「黙れぇぇぇぇっ!!」
道长「闭嘴啊啊啊啊啊!!」
バッファが弾かれたように立ち上がり、ゾンビブレイカーを振り上げギーツに突っ込んでいく。
Buffa像是被刺激到了一样弹了起来,挥舞着僵尸破坏锯冲向了Geats。
だがその攻撃は、ギーツを後ろから襲おうとするナイトジャマトに当たっていた。
但是这个攻击,击中了Geats身后伺机偷袭的双头马邪魔徒。
道長「お前は俺が潰す……絶対に!」
道长「你会被我打败的……绝对!」
英寿「ようやくお目覚めか」
英寿「终于清醒了吗」
敢えて挑発し、怒りを煽る事で正気を取り戻させるのが狙いだった。
如此大胆挑衅煽动怒火其目的是以此让Buffa恢复清醒。
道長「だがその前に、こんな真似をした奴だ!俺の願いは、誰にも邪魔させない!」
道长「但是在此之前、(要打倒的)是那个搞鬼的家伙!我的愿望、谁都不能妨碍!」
英寿「なら、サクッと終わらせるぞ」
英寿「那么、赶紧地结束这场战斗吧」
ゾンビブレイカーを引きずりナイトジャマトに進んでいくバッファ。ジャマトのパンチを受け止め、斬りつける。
Buffa拖着僵尸破坏锯逼近了双头马邪魔徒。接下了邪魔徒的一拳并予以一斩。
ギーツがジャマトに向かって連射するも、ジャマトはそれを躱しマグナムシューターの銃身を押さえ込んだ。
Geats冲着邪魔徒连续射击,但都被邪魔徒躲开了,甚至马格南枪身也被抓住了。
構わず射撃を続けるギーツだが、ジャマトが掴んだ銃口をバッファに向けているため弾丸はバッファに飛んでいく。
Geats不管不顾继续射击,但是邪魔徒将枪口对准了Buffa。所以子弹也射向了Buffa。
バッファは弾丸を全て防いでジャマトの頭を掴み、強引にギーツから引き剥がす。
Buffa挡下了所有子弹并抓住了邪魔徒的脑袋、强行从Geats这边剥离开来。
抗議する代わりにゾンビブレイカーをギーツの首に突きつけるバッファ。肩をすくめ、「自分のせいじゃない」とばかりにジャマトを指さすギーツ。
Buffa将电锯抵在了Geats脖子上以示抗议。Geats耸耸肩一个劲儿指着邪魔徒甩锅表示「不是自己的错」
指をさされたジャマトが殴りかかる。ギーツとバッファは示し合わせたかのように斬撃と射撃を同時に当てた。
被甩锅的邪魔徒攻了过来。Geats与Buffa像是商量好了一般。斩击和射击同时击中了邪魔徒。
道長「喰らえ……!」
道长「吃我一刀……!」
『POISON CHARGE』
『TACTICAL BREAK』
バッファがゾンビブレイカーを操作し、ナイトジャマトに向かって歩みを進める。
Buffa操纵僵尸破坏锯、冲双头马邪魔徒步步紧逼。
後ろからマグナムシューターを構えるギーツ。
Geats架着马格南枪跟在后面。
応戦しようとするジャマトだが、ギーツの放つ銃弾が的確にその動きを妨害し、その間にバッファがジャマトの目の前まで接近した。
邪魔徒虽然打算迎战,但是Geats射出的子弹阻碍了他的动作、而这期间Buffa已经逼近到了邪魔徒眼前。
ゾンビブレイカーがジャマトの肩口に食い込む。バッファは、唸りを上げて回転する鋸刃をありったけの力で振り抜いた。
僵尸破坏锯砍进了邪魔徒的肩头。Buffa用尽全力将轰鸣运转的锯刃拔了出来。
爆散するナイトジャマト。
双头马邪魔徒爆散。
英寿「元に戻れて何よりだな」
英寿「能恢复意识真是再好不过啊」
道長「黙れ。全てが片付いたら、次はお前だ」
道长「闭嘴。等这一切解决了、就轮到你了」
次の敵の所へ行こうとするバッファを、ギーツが呼び止める。
Geats叫住了要前去下一个敌人所在之处的Buffa。
英寿「俺に借りを作ったままで戦えるのか?」
英寿「就这样欠着我一个人情去作战吗?」
道長「借りだと?」
道长「欠你什么了?」
英寿「お前が戻れたのは、誰のおかげだろうな?」
英寿「你能恢复意识、这是谁的功劳呢?」
道長「そんな事知るか」
道长「这种事谁知道」
英寿「ここでチャラにしといた方が、負けた時の言い訳にならずに済む。お互いにな」
英寿「如果这样敷衍了事、输了的时候也能当个借口。彼此彼此哦」
バッファの足が止まった。
Buffa停下了脚步。
道長「……何をやらせるつもりだ?」
道长「……你想让我做什么?」
英寿「そうだな……」
英寿「我想想啊……」
ギーツがバッファに耳打ちする。
Geats对Buffa耳语了几句。
道長「……はぁ!? ふざけるな!」
道长「……蛤!? 开什么玩笑!」
英寿「命まで取ろうってんじゃない。簡単だろ?」
英寿「又没要你的命。很简单吧?」
道長「……チッ!」
道长「……啧!」
英寿「決まりだな。じゃあ行くぞ」
英寿「就这么定了。我们走吧」
と言うと、ギーツは先にステージを出て行く。
一边说着Geats率先离开了舞台。
道長「あいつ……!」
道长「这家伙……!」
バッファもそれを追う。
Buffa也追了上去。
壇上を走るプラント・ドーパントにWが追い付く。
W追着跑上台的Plant·Dopant。
郷司「しつけーなぁ、ヘボ探偵」
乡司「真烦人啊、半吊子侦探」
翔太郎「何だと?追い詰められてるのはどこの誰だ?」
翔太郎「你说什么?被逼到绝境的到底是谁呢?」
郷司「テメーだよ!」
乡司「是你啊!」
今まで逃げていたプラント・ドーパントが一転してWに挑んでくる。
至刚才为止一直在逃的Plant·Dopant转而开始攻击W。
Wは拳を躱して反撃しようとするが、キックを当ててもドーパントはびくともしない。逆に鳩尾を殴られて膝をつく。
W躲开了拳击想反击。但是接受踢击的Dopant纹丝不动。反而是W心窝处挨了一拳跪倒在地。
翔太郎「何だこの力……?」
翔太郎「这什么力量……?」
郷司「ほらよ!」
乡司「看吧!」
更に殴打を受け壇上から突き落とされた。
W再次受到攻击掉下舞台 。
郷司「俺が今まで何もしてないワケねーだろ!俺の力はこの街に来て進化した……ジャマト共の力を、俺の力にできるようにな!」
乡司「至今为止我怎么可能什么都没做!我的力量在来到这里之后就进化了……为了让邪魔徒成为我的力量啊!」
翔太郎「能力の進化?」
翔太郎「能力的进化?」
フィリップ「ジャマトとの接触が、メモリに影響を与えたのかもしれない」
菲利普「和邪魔徒的接触可能对记忆体有所影响」
郷司「手間が省けたぜ」
乡司「倒是省了我不少事」
郷司「テメーら風都のライダーには、復讐しなきゃなんねーって思ってたからな」
乡司「毕竟我一直想要对你们这帮风都的骑士报仇啊」
能力を使ってジャマトを呼び寄せるプラント・ドーパント。
Plant·Dopant使用能力招来了邪魔徒。
郷司「ここでテメーらを潰した後は、あの街だ。仮面ライダーが消えた街を、俺が地獄に変えてやるぜ!」
乡司「在这里打败你们之后,就是那个城市了。假面骑士消失的城市,我来将之变成地狱!」
その時、声がした。
就在这时,一个声音响起
「「そうはさせない(いくか)!」」
「「不会让你这么做的(上吧)!」」
アクセルとバッファが駆けつけ、ジャマト達を一掃する。
Accel和Buffa赶到,清除了邪魔徒。
翔太郎「お前……」
翔太郎「你……」
照井「元に戻ったようだな」
照井「似乎恢复意识了啊」
郷司「何でだよ?テメーは俺の力で……!」
乡司「为什么啊?你这家伙不是因为我的能力……!」
プラント・ドーパントは、正気を取り戻したバッファの姿に驚きを隠せない。
Plant·Dopant无法掩饰对恢复意识的Buffa的惊讶。
そこにギーツも歩いてきた。
这时Geats也走了过来。
英寿「お前の復讐がどれだけの物かは知らないが、そいつの願いの方がお前より強い。ただそれだけの事だ」
英寿「虽然不知道你的复仇是怎样的东西。但那家伙的愿望比你更强,仅此而已」
郷司「ふざけんじゃねぇ!」
乡司「别开玩笑了!」
再びバッファを操ろうと、能力を使うドーパント。
Dopant为了再次操控Buffa又一次使用了能力。
しかしバッファは一瞬怯むも、すぐに洗脳音波を振り払った。
但是Buffa虽然有一瞬间动摇,但是很快就从洗脑声波中挣脱了。
郷司「な、何だと?」
乡司「怎、怎会如此!」
復讐心とそれを邪魔する者への怒りは、今の道長にとって何よりの力。
复仇心和对于妨碍者的愤怒,对于现在的道长是最为有力的力量。
道長「そんなに地獄が見たいなら、俺が送り届けてやる!」
道長「你这么想看到地狱的话、我来送你去地狱吧!」
翔太郎「デザグラってのは正直よく分からねえ。でもそこにだって、信念を持って戦ってる奴らがいる。それを踏みにじったお前は、絶対許さねえ!」
翔太郎「说实话我还不太了解DGP。但是在这里有怀抱信念战斗的人。而我绝对不会原谅践踏了这个信念的你!」
郷司「黙れよ、仮面ライダーごときが!」
乡司「闭嘴吧、假面骑士什么的!」
照井「覚悟しろ、郷司大輔!」
照井「做好觉悟吧、乡司大辅!」
「「さぁ、お前の罪を数えろ!」」
「「来、细数你的罪恶吧!」」
『W-B-X ~W-Boiled_Extreme~』が流れる中、最後の戦いが始まる。
播放着『W-B-X ~W-Boiled_Extreme~』的bgm,最后的战斗开始了。
アクセルとバッファが左右から攻撃をかける。
Accel和Buffa从左右两边开始攻击。
エンジンブレードを避け、ゾンビブレイカーを腕で防ぐドーパント。
Dopant躲开了引擎剑刃、用手臂格挡了僵尸破坏锯。
そのままバッファの脇腹に蹴りを打ち込む。助けに入ろうとするWを殴りつけると、続けて斬りかかってきたアクセルを押し戻し、ギーツの援護射撃も物ともせず突撃してきた。
就着这个姿势踢向了Buffa的侧腹。殴打了上前助攻的W、随后推开了斩过来的Accel。无视Geats的掩护射击直接向其发起突击。
ドーパントの拳撃をギーツはギリギリで躱す。
Geats勉强躲过了Dopant的拳头。
Wが割り込んでキックを入れるが、脚を掴まれ逆に蹴り飛ばされる。
W趁着机会踢了进来、但是脚却被抓住而被打飞了。
そこにアクセルとバッファが同時に突っ込み、ドーパントの腹にエンジンブレードとゾンビブレイカーを突き立てた。
这时候Accel和Buffa同时攻入、引擎剑刃和人僵尸破坏锯同时打在了Dopant的腹部。
間を置かずギーツも懐に潜り込んで刺さった箇所に銃口を押し当てて発砲する。
随后Geats也潜入其中枪口对准被攻击的地方开枪。
ドーパントが思わず後ずさった所で、Wもすかさず腹にパンチを叩き込む。
Dopant因此不得不后退的时候W又往腹部打了一拳。
同じ場所への連続攻撃は、いくら強化されていても堪えたようだ。
对着同一个地方连续攻击。不管怎么强化都遭不住。
郷司「このままじゃ……!」
乡司「这样下去的话……!」
逃げようとするプラント・ドーパント。
Plant·Dopant打算逃跑。
道長「逃がすか!」
道长「别想跑!」
『ZOMBIE STRIKE !』
バッファがバーサークローを地面に突き刺すと、足元から手が生えてドーパントを掴み、その場に拘束する。
Buffa以僵尸利爪刺入地面。Dopant脚边长出了手将其抓住困在此地。
郷司「う、動けねぇ!?」
乡司「动、动不了了!?」
『アクセル!マキシマムドライブ!』
『Accel!Maximum Drive!』
動きの止まったドーパントに、アクセルが必殺技を発動させて間合いを詰め、エンジンブレードで思いり叩き斬る。
Accel对着无法行动的Dopant发动了必杀技。缩短了距离以引擎剑刃斩下。
照井「左!」
照井「左!」
翔太郎「ああ、これで決まりだ!」
翔太郎「嗯、这样就决定了!」
英寿「盛大に打ち上げるぞ!」
英寿「华丽地结束吧!」
『BOOST TIME』
『ジョーカー!マキシマムドライブ!』
『Joker!Maximum Drive!』
ベルトを操作し、構えるギーツとW。
Geats和W操纵腰带发动骑士踢。
『MAGNUM BOOST GRAND VICTORY !!』
「「ダブルエクストリーム!」」
「「Double Extreme!」」
二人のキックがプラント・ドーパントに命中。これが決め手となった。
两人的骑士踢命中了Plant·Dopant。成为了必杀的关键。
郷司「ち、畜生……仮面ライダー……っ!」
乡司「混、混蛋……假面骑士……!」
怨嗟の言葉を最後に、メモリブレイクされるプラント・ドーパント。郷司大輔の悪趣味なゲームは、始まる前にゲームオーバーとなった。
Plant·Dopant的怨念的话语之后,记忆体也被破坏了。乡司大辅的恶趣味游戏也在开始之前就结束了。
英寿「……終わったな」
英寿「……结束了啊」
翔太郎「ああ」
翔太郎「嗯嗯」
照井「捜査への協力、感謝する……お前もな」
照井「感谢你们协助调查……你也是」
道長「俺には関係ない」
道长「和我没关系」
照井「復讐……その気持ちは分かる」
照井「复仇……这样的心情我能理解」
照井「俺もそれが全てだった時があった」
照井「我也曾经有过复仇就是全部的时候」
道長「だから何だ?同情なんか御免だ」
道长「所以你想说什么?才不需要你的同情」
照井「大事なのは、その先だ」
照井「最重要的是、在这前方」
道長「先?」
道长「前方?」
照井「復讐に飲み込まれるか、再び前を向いて歩きだすか。その先で、お前が一人ではない事を祈る」
照井「是被复仇吞噬还是再次前行。在这之后,我希望你不是一个人」
道長「余計なお節介だ」
道長「多管闲事」
復讐を否定も肯定もしない。ただ、後悔だけはして欲しくない。照井なりの精一杯の助言だった。
对于复仇既不否定也不肯定。只是希望你不会后悔。这是来自照井的竭尽全力的忠告。
英寿「バッファ、約束は忘れるなよ」
英寿「Buffa、不要忘了约定哦」
道長「……っ」
道长「……啧」
英寿の呼びかけには答えず、ステージを出て行くバッファ。
Buffa没有回应英寿,走出了舞台。
フィリップ「浮世英寿、僕からも礼を言わせてくれ」
菲利普「浮世英寿、也请让我说一声谢谢吧」
フィリップ「おかげで地球の記憶、その異常の原因を知る事ができた」
菲利普「托你的福,我知道了地球记忆异常的原因」
英寿「別に、礼を言われるような事はしてないさ」
英寿「不用、这也不是什么值得道谢的事情」
翔太郎「英寿様の情報は役に立ちましたよ。あいつの事を知らなきゃ、手を焼いた筈だ」
翔太郎「英寿大人的情报帮大忙了,如果不知道那家伙的事情,应该会很棘手的」
英寿「それだけあんた達が優秀だって事だ。教えた情報は、この世界のほんの一部だからな」
英寿「正因如此你们才很优秀啊。我告诉你们的信息也只是这个世界的一小部分而已」
フィリップ「そのようだね」
菲利普「如你所言」
翔太郎「俺達の街じゃ、仮面ライダーってのは皆の希望だ。この街じゃどうかは知らないが、俺は信じてるぜ。あんた達も同じだってな」
翔太郎「在我们那个城市假面骑士是大家的希望。在这个城市是不是也是这样我也不知道,但是我相信你们也是一样的。」
英寿「風都の仮面ライダーってのは、お節介だけじゃなくお人よしまで揃ってるんだな。だが……だからこその希望、か」
英寿「风都的假面骑士、不仅仅是多管闲事还是个老好人呢。但是……正因如此才是希望吗?」
フィリップ「ハーフボイルドとも言うけどね」
菲利普「也可以说是半吊子」
英寿「悪くないな、そういうのも」
英寿「也不错啊,这样子」
英寿が知るお節介なお人よしも、もしかしたら希望となるかもしれない。
英寿所知晓的多管闲事的老好人、说不定会成为希望。
英寿「そうだ、せっかくだからあんた達も付き合ってくれ」
英寿「对了、这么难得的机会你们也来陪我一起吧」
翔太郎「付き合う?」
翔太郎「一起?」
客席に向き直るギーツ。
Geats面向观众席。
英寿「会場の皆、今日はこのスター・オブザスターズ・オブザスターズに会いに来てくれてありがとう。この後の俺のサイン会、ゲストもたっぷりだ。ぜひ楽しんでいってくれ」
英寿「会场的各位,谢谢你们来与我这个星中星中星会面。在这之后是我的签名会,嘉宾也很多。敬请期待哦」
そのままサイン会の案内を始める。
就这样开始签名会的布置。
翔太郎「って、そういう事かよ!」
翔太郎「是、是这么一回事啊!」
フィリップ「別に構わない。事件は解決したからね」
菲利普「也没什么关系吧。事件也已经解决了」
照井「そうだな。子供の笑顔は、何よりの宝だ」
照井「是啊。孩子们的笑容、是比什么都重要的宝物。」
英寿「と、いう訳だ。じゃあ、また後で会おう」
英寿「就是这么回事。那么、待会儿见吧」
観客に会釈をしながら、3人は一旦ステージを後にした。
向观众致意后三人暂时离开了舞台
ショー本編、完
舞台剧本篇,完结

サイン・握手会開始時
签名·握手会开始时
お姉さんがライダー達を呼ぶと、壇上にギーツ、W、アクセルが現れた。
大姐姐叫来了骑士们,台上出现了Geats、W、Accel。
そして舞台袖からはバッファが歩いてくる。
而后Buffa从舞台一侧走来了。
英寿「約束通り来たか」
英寿「按照约定来了吗」
道長「さっさと終わらせてやる」
道長「赶紧结束吧」
英寿が戦いの最中に提示した『借りを返す条件』とは、このサイン会に参加する事らしい。
英寿在战斗中提出的『还人情的条件』似乎就是参加这个签名会。
ギーツの言う事を聞いて引き立て役のような事をしなければならない状況に不満を隠そうともしないバッファだが、根が真面目な彼にとってはたとえ憎い相手でも借りを残したままにしておく方が我慢できないようだ。
虽然Buffa没有掩饰对于不得不听从Geats在一旁作为陪衬的这件事的不满。但是对于本性正直的他来说,对于讨厌的人有所亏欠这种事似乎更让他难以忍受。
壇上から下りてきたアクセルの隣に立ち、客が来るのを待った。
所以Buffa从台上下来站在Accel旁边等待客人的到来。
サイン・握手会終了後エピローグ
签名·握手会结束的末尾
始まった時に『さっさと終わらせてやる』と言ったバッファだったが、1時間以上かかった握手会を結局最後までやり抜いた。
虽然Buffa一开始说『赶紧结束吧』但是在这长达一个多小时的握手会中依旧坚持到了最后。
英寿「よく我慢できたな」
英寿「真能忍啊」
道長「黙れ!これで貸し借りはナシだ。次は心置きなくお前を潰す、ギーツ」
道长「闭嘴!这样我就不欠你什么了。下次我会毫不客气地打败你的、Geats」
と宣言し、立ち去るバッファ。
Buffa这样宣言后就离开了。
……[2]

注:
[1]Plant·Dopant:这次登场的Boss乡司大辅是舞台剧原创角色,在W正篇以及外传和风都侦探均未出现。根据菲利普说的plant能力这里将其命名为Plant·Dopant。——by原作者
[2]Buffa走后还有一部分Geats和W他们的互动内容。但这里恕我精力有限,不作翻译。详情可以去原作者推特上寻找。——by译者。