得能正太郎:在8年半的连载时间中产生的“立场变化”
以下内容来自よろず~ニュース在2021年10月14日发布的对得能正太郎老师的专访。原标题《漫画作者・得能正太郎氏が吐露 連載8年半「NEW GAME!」時の流れが生む見方の”変化”》,原作者松田和城。感谢MG芳文专题汉化组的 @あおです 协助翻译。
「まんがタイムきららキャラット」(芳文社)の10月号で8年半にわたる連載が完結した「NEW GAME!」の単行本最終13巻が9月27日に発売された。作者の得能正太郎氏は、このほど、よろず~ニュースの取材に応じ、現在の心境を語った。
在《Manga Time Kirara Carat》(芳文社)的十月号上,经过了8年半连载而最终完结的《NEW GAME!》单行本最终卷13卷已于9月27日发售。作者得能正太郎最近接受了YorozuNews的取材采访,阐述了自己现在的心情。

「NEW GAME!」は、主人公・涼風青葉が高校卒業後に入社したゲーム制作会社での成長を描く物語だ。得能氏は「『学生時に分からなかったことが、社会人になって分かるようになりました』というような、作品の”見方が変わった”という声をよくいただきます」と明かした。連載開始時の中学生が、高校を卒業し社会人になる場合がある8年半という年月。読者の立場が変わることで、社会人の”楽しさ”や苦悩”といった、新たな気づきが作者の元に届いた。
《NEW GAME!》描述了主人公凉风青叶在高中毕业、入职游戏制作公司后的成长故事。得能老师讲到:“经常有读者反映‘在学生时代很难明白,但成为社会人后渐渐理解了’这样,对作品‘看法改变了’的想法。” 连载刚开始时的中学生们,也有的在八年半的岁月中从大学毕业,进入了社会。读者的立场变化,也让作者获得了对于社会人的“乐趣”和“苦恼”的新认识。
得能氏は約2年間ゲーム会社で働いていた経験を、作品に生かした。イラストレーターの夢を抱き、副業だったライトノベルイラストの仕事に専念するため、会社を辞めた。「今思うとよく辞めたなと思います」と苦笑いを浮かべた。
得能老师有约两年在游戏公司工作的经验,这促使了作品的诞生。怀抱着成为插画师的梦想,为了专心于本是副业的轻小说插画师工作,而辞去了工作。“现在想想,幸好是辞掉了那份工作”,得能老师如此苦笑道。

漫画家への関心は低かったが、仕事を得るためにコミックマーケットで同人誌を販売していた際、出版社・ワニブックスの月刊雑誌「コミックガム」の編集長から声がかかった。「それまで漫画を描いたことがなかったんです。その機会をきっかけに描くようになってから、結果的にイラストの仕事より漫画の仕事が性に合っているなと思いました。イラストの仕事は、発注があって、他人のイメージを形にするものですけど、漫画は自分主体なので、好きなものを描けるという意味合いで面白かった」と転機になった。
然而由于对于漫画家的关注很少,为了得到工作而在CM上贩售同人志的时候,出版社“ワニブックス”的月刊杂志《コミックガム》的总编找上了他。“到那时为止是完全没有过画漫画的经验。本来是为了抓住这个机会而开始画漫画的,然而发现比起插画的工作,漫画的工作更适合自己的个性。”这也是得能老师工作的转机,“插画师的工作是‘订货’,是将他人的想象中的形象画出来,而漫画则是以自己的想法为主,画自己喜欢的东西。还是画漫画比较有意思。”
テレビアニメ化を果たし、2016年に第1期、2017年には第2期がTOKYO-MXなどで放送された。第2期放送から約1年後、「鬱(うつ)が治りました」というファンレターが印象に残っている。完結を記念した展覧会は、先月23日から都内の「“VR対応幻想美術館”MoFa」で開催中。会場内のボードにはファンからのメッセージが多く寄せられた。「仕事でつらいことがあった時、何度『NEW GAME!』に救われたか分かりません」「フランスからゲームプログラマーを目指して日本に来ました。Merci beaucoup(どうもありがとう)!!!」といった感謝の声に、得能氏は「仕事をしている方を尊重するような話を描いてきました」と満足げな表情を見せた。
在TV动画化后,2016年第一季、2017年第二季相继在TOKYO-MX等电视台播出。第二季播出结束约一年后,一封“我靠此治好了抑郁”的粉丝来信给得能老师留下了深刻印象。纪念完结的展出,从上个月23日开始在东京的“VR幻想美术馆MoFa”中举行。会场内的展示板上,也被贴上了大量的粉丝发来的信息。“在工作中遇到难过的事情时,不知《NEW GAME!》拯救了我多少次”,“为了成为游戏程序员而从法国来到了日本,Merci beaucoup(法语:非常感谢)!!!”这样感谢的话语也使得能老师露出了满足的表情:“看来我描绘出了尊重每一位工作者的故事。”

8年半変えなかったことがある。「その場の雰囲気だけで褒めてくれる方よりも、作品の内容をしっかり読んだ上で好きになってくれる方をターゲット層にするように考えていました。(人気を集めた)かわいい部分にばかり重点を置いていたら、もう少し短命で終わっていたのかもしれません」と分析した。
在八年半间,有些事也发生了改变。得能老师分析认为:“与其受到仅仅是喜欢那种漫画的气氛的读者的喜爱,不如去将那些会认真阅读作品内容而喜爱上这部作品的人们作为目标阶层。只将(能成为话题的)可爱的部分放在漫画重点上的话,说不定会半途夭折呢。”
涼風青葉の代名詞的なセリフ「今日も1日がんばるぞい!」は、作中1回しか発言されてない。「もしその場の雰囲気だけの方を選ぶのであれば、『がんばるぞい!』を連呼していれば良いのかもしれません。ただ、その代わり熱も冷めやすい。どういう読者が長く支持してくれるのかと考えた時に、真面目に作品作りに取り組むのが一番いいのではないかなと考えていました」と、自身の信念を語った。
作为凉风青叶的代名词一般的名台词“今天也要加了个油!”在作品中仅仅出现了一次。“如果只是参考这个场合下的理想的气氛来选择台词的话,连呼数次“加了个油!”可能会更好一些。不过这样的话,作品很容易火起来也很容易冷掉。思考怎样的读者会长期支持自己的作品时认为,还是认认真真地投入在作品的创作中比较好。”得能老师如此阐释自己的创作信念。

最終巻が発売された日に得能氏が感謝の気持ちを表明したツイートは、2万5000リツイート、7万6000もの「いいね」がつき、ねぎらいの声が多く寄せられた。「みんながあまりストレスを感じずに働けるような雰囲気の会社があればいいよね、ということが伝わり続ければうれしいなと思います」と今後も作品が息長く愛されることに期待を寄せた。
漫画最终卷发售日当天,得能老师表达感谢的推文获得了2万5000次转发和7万6000次点赞,以及大量表示感谢的回复。“希望能够依靠作品,继续传达出'每个人都不会在工作中感受到很大压力,如果有这样氛围的公司就好了。'这样的愿望。”得能老师如此希冀着,愿之后的作品也能被大家一直喜爱下去。