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从日本小一课本学语法:走运的猎人【久我Masahi的日语课堂】#14

2019-08-31 14:11 作者:久我まさひ  | 我要投稿

课前说明:本课方言比较多,就不一一说明是什么方言了。

間のいい猟師(走运的猎人)

昔、あるところに、百一つぁんという猟師がいたんだと。百のうち一つぐらいしか、本当のことを言わないんで、百一つぁんというんだと。(从前,某个地方,有个名叫百一的猎人。因为一百句话中,只有一句左右是真话,所以叫百一。)

ある日のこと、百一つぁんは、鉄砲担いで、山奥の沼へ鴨打ちに行った。ちょうど、沼には鴨がたくさん飛んできて、水の上が黒くなるぐらい、ぞろっと並んだんだと。(某日,百一扛着猎枪,前往深山里的沼泽打野鸭。正好,很多野鸭飞来了沼泽,排成了一长列,其数量多到水面几乎要被染黑了。)

そこで、百一つぁん、自慢の鉄砲構えて、ダーンと打っ放した。すると、たった一発で、鴨を何羽も打ち抜いたから、百一つぁんは嬉しくなって、早速沼間ん中へ、ガワガワと入っていった。集めてみると、なんと十五羽もいたんで、その首に一羽一羽縄をかけ、腰の周りにぶら下げた。(于是,百一举起了自以为傲的猎枪,“砰”地开了一枪。仅仅一枪,就打穿了好多只野鸭,百一很高兴,“咕哧咕哧”地火速前往沼泽中间。收集了一下,竟然有十五只,他给每一只野鸭的脖子上套上了绳,挂在了自己的腰间。)

それから、さあ、帰ろうとしたら、鴨があんまり重いんで、足が泥に取られて、なかなか歩けない。散々苦労して、やっとこさ向こう岸に這い上がった。(接着,百一想要回去的时候,由于野鸭太重了,脚陷在泥里,很难行走。费了好大力气,终于爬上了对岸。)

ほしたら、腰から足の辺りが重たくて、もぞもぞとくすぐったいんで、「なんだべ。」と、袴の中を覗いてみた。すると、袴の中には、蝦っこだの泥鰌っこだの、雑魚だのが、入ったも入ったも、ざっとまあ五升ばかり、うようよしていた。(之后,从腰到脚边变得很沉重,感觉有东西在蠕动,又很痒。“是什么东西?”百一看了一眼裤裙内,发现裤裙中进了小虾啊小泥鳅啊小鱼什么的,大约有五升左右在蠕动。)

百一つぁんは、「こりゃあ、大した獲物だ。早く帰って、かかさ見せっぺ。」と、緩んだ腰の縄を、締め直そうとした。すると、死んだと思っていた鴨が、急にバタバタと飛び立って、岸辺の小高い藪へ逃げ込んだ。(百一说着“这还真是大丰收。赶紧回去让母亲看看吧。”把松了的腰带重新系好。然后,原以为已经死了的野鸭,突然“啪嗒啪嗒”地飞走了,逃进了岸边的略高的灌木丛。)

さすがの百一つぁんも、肝を潰し、これは大変と、後を追っかけ、やっと皆捕まえると、腰の周りに結び直した。(就算是百一也大吃一惊,心想不好了,并追了上去,终于全部抓住了之后,重新系在了腰间。)

ようやく帰ろうとしたら、藪の中に、でっかい猪が一頭、ぶっ倒れていた。(百一终于打算回家的时候,有一头很大的野猪正倒在灌木丛中。)

「こりゃあ、鴨を打ち抜いた鉄砲玉が飛んできて、こいつに当たったと見える。」と、魂消ていると、そばには、猪が、苦し紛れに土を引っ掻き回して掘り出した山芋が、二十五本もつっ立っていた。(百一惊道:“这似乎是打穿野鸭的枪弹飞过来击中了这家伙。”旁边立着二十五根因野猪痛苦乱翻土而挖出来的山药。)

「や、や、や、これは大したもんだ。なじょして、この山芋持って帰ろうか。」と見回すと、あけびの蔓が絡み合った茂みがあった。(“呀,呀,呀,这还真是不得了。应该怎么样把这些山药带回去呢?”百一环视了一下周围,看到野木瓜藤蔓缠绕着的繁茂草木。)

百一つぁんは、これで芋を縛って帰ろうと、蔓を引っ張ったら、雉が一羽、慌てて飛び立って逃げていった。(百一想着就用这个把山药捆起来带回去,一拉住藤蔓,一只野鸡惊慌地飞逃出来。)

そこで、百一つぁん、茂みの中に一足踏み込んでみれば、そこにあった雉の巣には、大きな卵が十個もあった。(于是,百一一脚踏进了繁茂的草木中,那里的野鸡窝里有十个大鸡蛋。)

百一つぁんは、その卵をそっと懐に入れ、山の芋は折れないようにあけびの蔓で束ねて、どっこいしょと背負った。(百一把那些鸡蛋小心翼翼地放入了怀里,注意不让山药折断,用野木瓜藤蔓把山药捆在一起,然后“嘿哟”一声,背在了身上。)

それから、大猪の足もしっかりと蔓で縛り付け、ずるずると引きずりながら家に帰った。(之后,百一把大野猪的脚也牢牢地用藤蔓捆住,一点点地拖着回家了。)

鉄砲一発打って、ほれこの通り、鴨を十五羽に大猪、山の芋なら二十五本、蝦っこや泥鰌っこや雑魚は重たいほど、大きな雉の卵を十個と、これほどの大猟は又とあるまい。(开了一枪,看看,收获了十五只野鸭加上一只大野猪,二十五根山药,非常重的小虾、小泥鳅、小鱼,十个大野鸡蛋,如此这样的大丰收也许不会再有第二次了吧。)

百一つぁんは、喜び勇んで家に帰ったんだと。(百一兴高采烈地回家了。)

これで、いちご、さけた。(这还真是可喜可贺。)

词汇

間がいい/間のいい:凑巧、走运

~つぁん:~さん的仙台方言

担ぐ:扛、挑;推戴;骗;迷信

ぞろっ:一列、一大串、一大排

構える:手中持物做某种姿势;修筑、修建

ダーン:枪声、炮声、爆炸声

打っ放す:射出、发射

打ち抜く:打穿、打通

早速:马上、迅速

ガワガワ:指硬的布料、纸在摩擦时发出的声音

集める:集合、收集、集中

散々:厉害、严重;狼狈、凄惨

やっとこさ:用力时发出的声音;终于

這い上がる:爬上、攀登;经历艰苦从苦难的境地中摆脱出来

もぞもぞ:蠕动;坐立不安

くすぐったい:发痒

名词+っこ:表示小

ざっと:粗略地、大约

うようよ:成群蠕动;(人多)乱哄哄

バタバタ:表示振翅时发出的声音

飛び立つ:起飞、飞走;高兴得要跳起来

逃げ込む:逃进、躲入

肝を潰す:吓出一身冷汗

ぶっ倒れる:猛地倒下、突然倒下

魂消る:吃惊、吓一跳

苦し紛れ:痛苦得不得不……;迫不得已

引っ掻き回す:乱翻、乱搅和;扰乱秩序、使混乱

見回す:环视、张望

絡み合う:彼此牵扯、错综复杂;互相缠绕

縛り付ける:绑到……上、捆结实、绑住;束缚、拘束

ずるずる:表示一点点地滑动

引きずり:拖、曳

喜び勇む:兴高采烈、欢欣雀跃

语法

“百のうち一つぐらいしか、本当のことを言わないんで”

しか后接否定,表示只、仅。


“蝦っこだの泥鰌っこだの、雑魚だの”

だの表示并列。“……啦……啦”


“締め直そう”、“結び直した”

动词连用形+直す表示重新做……


“鴨を十五羽に大猪”

に表示并列。和。


“これほどの大猟は又とあるまい”

まい表示否定的推测。大概不……也许不……

作业

1.读课文

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