SKEの最年少センター・林美澪は12歳の研究生
名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ「SKE48」が9月1日に最新シングル「あの頃の君を見つけた」を発売する。センターに抜てきされたのは、まだ12歳で研究生の林美澪(はやし・みれい)だ。インタビュー後編では、センター発表時の心境や先輩メンバーとの交流、MV撮影のエピソードなどを聞いた。
――センターに選ばれたときは
林 選抜メンバーに選ばれたときは連絡が来たんですけど、センターの連絡はなかったんです。事前にダンスの先生が(新曲の)振り付けを踊る動画が送られてきて。先生たちがゼッケンを付けて私たちの名前が書いてあって、それを見ると自分のポジションが分かる。それで「私、どこだろうな」って見ていたら、ずっと真ん中で踊っていて…。「あ、センターじゃん!」と驚いて。その翌日に振り入れがあったんですけど、そのときに本当にセンターで。言葉で何も伝えられてなくて、本当に驚きました!
――新曲のミュージックビデオ(MV)は沖縄のナガンヌ島で撮影。エピソードや思い出に残ってることは
林 沖縄に行くのもそうですけど、初めてのことばかりで。小さなころに校外学習で船に乗ったことはあったんですけど、海に入ること自体も初めて。サンゴも初めて見つけたり、食べ物も初めて食べるものばかりで、楽しいことばかりでした!
――他にも
林 帰りの飛行機で、席が須田亜香里さんの隣だったんです。私はハンバーガーを食べながら寝落ちしちゃったみたいで(笑い)。片手にハンバーガーを持ちながら寝落ちする姿を撮られて、その写真が送られてきました。それが須田さんと一番最初にしたLINEのやりとりだったんですよ。寝落ちしてよかったです(笑い)。須田さんはいつも面倒を見てくださって。例えば、ジュースがこぼれそうなときも支えてくださったり、本当に優しく何でも助けてもらってます。
――先輩方は林さんのことがかわいいんでしょうね
林 よく「赤ちゃん」と言われてます(笑い)。むしろ「赤ちゃん」と言われることしかない。いつも赤ちゃん呼びです。
――加入して1年半あまり。コロナ禍で従来の活動はなかなか難しいですが、アイドル生活は
林 もう5年くらいやってる気がして(笑い)。それくらい長く感じてます。活動もあまりできなかったのに何でだろうと思ったら、思い出がたくさんあるからかなって。先輩方といろんなお話ができるようになったのも幸せだなと思います。
――グループ活動以外の話も
林 私はアニメ好きなので、選抜入りしてから熊崎晴香さんとアニメの話ができるようになりました。あとはマンガとかも。選抜入りする前から江籠(裕奈)さんとはよくお話をしてましたし、井上瑠夏さんや野村実代さんには本当に仲良くさせていただいてます。江籠さんはレッスンに来てくださったり、研究生公演を見に来てくださったりもして。最初に仲良くなれた先輩だと思います。