【日本小3道德】4#燕子雏鸟
燕の赤ちゃん(燕子雏鸟)
「ピー、ピー。」
(“唧唧。”)
「あれ、何かが鳴いている。」
(“哎呀,有什么在叫。”)
「いた。あそこに。」
(“有了。在那里。”)
学校に行く途中、近くの家の駐車場の屋根と柱の小さな隙間に、燕の巣を見つけました。そこから、燕の赤ちゃんが三羽顔を出して口をぱくぱくさせています。
(去学校的途中,在附近房子的停车场的屋顶与柱子之间的小缝隙中,发现了燕巢。三只燕子雏鸟从那里露出了脑袋,嘴巴一张一合。)
一か月くらい前に、燕が口に何かを咥えて運んでいるのを見ました。一緒に見ていたお母さんが、「今頃になると、燕が巣を作るんだよ。」と、教えてくれたことを思い出しました。
(我想起了大约一个月前,我看到了燕子用嘴搬运着什么东西。和我一起看到燕子的母亲告诉我说:“一到这个时期,燕子要筑巢。”)
学校から帰ると、急いで友達と駐車場へ行きました。朝、初めて燕の赤ちゃんを見てからというもの、私は早く会いたくて、会いたくて、待ち遠しかったのです。
(从学校回去时,我和朋友急忙前往了停车场。因为早上第一次看到燕子雏鸟,我已经迫不及待地想快点见它们了。)
台の上に乗って覗き込むと、雛は黄色い菱形の口を顔いっぱいに開けて、ぱくぱくさせていました。私が近くでとった草を巣の右の方に投げると、三羽の赤ちゃんは一斉に右を向きました。今度は左に投げてみました。すると、一斉に左を向きました。まるで、私が燕のお母さんになったみたいです。右を向いたり、左を向いたりして可愛いので、それを何回も繰り返しました。
(我登到台上窥探了一下,只见雏鸟黄色的菱形嘴巴张得大大的。我将在附近摘到的草从巢的右侧扔入后,三只雏鸟一齐看向了右侧。我这次又试着从左侧扔入。于是,它们一齐望向了左侧。就仿佛我成为了燕子妈妈。它们一会看向右侧,一会看向左侧,非常可爱,所以我又重复了多次扔草。)
家に帰ると、私はお母さんに雛の話をしました。初め、お母さんは、「可愛いね。」と、言っていました。けれども、何回も草を投げた私の話を聞くと、お母さんは、「人間に邪魔されると思って、燕の親が子育てを諦めてしまわないといいけど……。」と言いました。私は、段々心配になってきました。
(回到家后,我将雏鸟的事告诉了母亲。最初,母亲说道:“好可爱。”但是,她听说我扔了好几次草后,说道:“但愿燕子妈妈不要认为被人类妨碍后放弃育儿……”我渐渐担心起来了。)
(どうしよう。もしも、子育てするのを諦めたら、可愛い赤ちゃんが死んでしまう。私のせいだ。どうしよう……。)
(怎么办。如果燕子放弃育儿的话,可爱的雏鸟会死的。都是我的错。怎么办……)
夜、寝る時も心配で、ずっと考えていました。眠ろうと、ぎゅっと目をつむっても、三羽の雛のふわふわの毛と、顔いっぱいにぱくぱくしている黄色い口が、頭に浮かんで、なかなか眠れませんでした。
(夜晚睡觉时我也很担心,一直在考虑着。就算想要入睡,紧紧闭着眼,三只雏鸟柔软的毛,以及大张着的黄色的嘴在我的脑海内浮现出来,怎么都睡不着。)
次の日、どきどきしながら巣を見に行きました。最初は、遠くから巣を見ました。私は周りをぐるっと見回しました。もしかしたら、親鳥が見ているかもしれません。でも、親鳥はいませんでした。
(翌日,我忐忑不安地去看燕巢。最初,我从远处看着巢。我环视了一下周围。或许燕子父母在看着。但是燕子父母不在。)
少しだけ近付いてみると、「ピー、ピー。」変わらない元気な声が聞こえます。
(我稍微接近了一点后,听到了依旧很精神的“唧唧。”的叫声。)
私はほっとしました。走って巣のそばに行きたかったです。でも、お母さんの言葉が、ずっと心にあったので、我慢をしました。そして、ずっと見ていたかったけれど、そっとそばを離れて、燕の赤ちゃんにも見つからないように帰りました。
(我松了一口气。我虽然想跑去巢的旁边。但是,我一直记着母亲说的话,所以我忍住了。然后,虽然一直想看看它们,但我注意着也不被雏鸟发现,悄悄地离开回去了。)
燕のお母さんは、いつも餌を探しに行っているけれど、雛の所に帰ってくる時は、きっと私のように、心配しながら帰ってくるんだろうと思いました。
(燕子妈妈虽然总是外出寻找食物,不过回到雏鸟身边的时候,一定和我一样,很是担心地回来吧。)
雛達、親鳥になったらまた帰ってきてね。そして、また巣を作って、可愛い雛の声を聞かせてくださいね。
(雏鸟们,等你们成为父母后再回来吧。然后,再筑巢,让我听听可爱的雏鸟的声音。)

