剣道 足の踏み方
转自 足の踏み方 | へたくそ剣道理論 (ameblo.jp)
戦前の先生方の言葉
最近の指導の中に「足の踏み方」という言葉を使う先生はほとんどいない。
”踏み込み足”という言葉は使われるが「足の踏み方」とは、まず言われない。
文献を数例引用すれば・・・
宮本武蔵「五輪の書」より
「足つかひの事
足のはこびやうの事、つまさきを少しうけて、きびすをつよく踏むべし。中略
陰陽とて、右ひだり、右ひだりと踏足也」
斎村五郎範士(先日ブログでもご紹介、刀と剣道より)
「基本動作を教授するに就いては、特に足の踏み方と手の内・・・」
阿部三郎範士(剣の真心より)
「正しい稽古
悪い足
足の踏み方の悪い時に生ずる体の乱れ、姿勢の不安定・・・略」
中山博道範士(剣道手引草より)
「中段の構え
(イ)、(ロ)略
(ハ)足の踏み方
重く踏む時は、進退の動作自在を缺くが故に、足は成るべく軽く踏むこと肝要なり。・・略」
白土留彦先生(野間道場記より)
「足の踏み方
両足の踵を上げる人があるが、前足は軽く足をつけて踏んでいるようにする、そうでないと進むにも
退るにも姿勢が崩れます・・・略」
内藤高治範士(剣士内藤高治より)
「足踏
足踏は身體運用自在を敏捷にするの基礎なるを以て、その踏み方は右足自然體なれば、その左足との
距離は普通徒歩の時と同様、急がずに遅れざる踏方を良しとする。」
いかがです?
私のパソコンの前にある本を簡単に開いただけでもこんなに「足の踏み方」という単語が出てきます。
そこで、先週のプレジデント範士の個々の指導と「崇菱会」を少し拾ってみましょう。
マッスル先生との稽古
https://www.youtube.com/watch?v=0EYpxUf4Qrs&feature=youtu.be
マッスル先生への稽古後のアドバイス
https://www.youtube.com/watch?v=c4h40aIJgso
松の廊下先生との稽古
https://www.youtube.com/watch?v=kGaUr02yxBY
松の廊下先生へのアドバイス
https://www.youtube.com/watch?v=Zru5af9pt9M
そして、昔、プレジデント範士に小学校2年生の娘が直接習っていて・・・・
「お父さんの小手面は遅い、先生は口で先に速く言って・・それから打つ・・・て教えてもらったよ!!」
これは今でも私は心の中で実行しているのでありますが・・・
20年たって初めて、プレジデント範士の口から・・・
「口で先にコテメンドウドウと言う。小手・面・胴・胴では打てるわけがない。口で・・・」
その動画
https://www.youtube.com/watch?v=GBrqOw5h07U
さて、私は久々に学生さんと「洗心」の精神で・・・9連発
1:http://youtu.be/LLrMbal-28M
2:http://youtu.be/i_FGiWLY3DE
3:http://youtu.be/jlzEHJI4yE0
4: http://youtu.be/abrHdBqD_2U
5: http://youtu.be/jCZ4lHJvUPI
6: http://youtu.be/z1oiyDT18mI
7:http://youtu.be/6-WPFgCdq9Q
8:http://youtu.be/nbm2d88-X4w
9: http://youtu.be/NklU3CN-IeY
そして、某OB様が学生さんと一挙動100本を稽古後にやられていましたので・・・
口で言うより、本人に見てもらった方がよろしいので・・・
本人様の許可は頂いています。
http://youtu.be/34caueEa3cE
「足の踏み方」
戦前の先生方の言葉