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【日本小2道德】23#猿平和告示牌

2021-05-20 23:50 作者:久我まさひ  | 我要投稿

猿平と立て札(猿平和告示牌)

作者:奈街 三郎(なまち さぶろう)

柿の実が段々赤くなってきました。

(柿子渐渐红了。)

けちん坊で食いしん坊の猿平は、心配になりました。

(小气又贪吃的猿平开始担心。

「誰かに取られはしないかな。そうだ。いい考えがある。」

(“会不会被谁摘走呢?对了。有个好主意。”

猿平は、柿の木の根元に立て札を立てました。

(猿平在柿子树的树根边上插上了告示牌。

これは渋柿、食べられません。

(这是涩柿子,不能吃。

「こうしておけば、誰も取るまい。ああまい柿は、僕一人でぺろぺろり。」

(“这样做的话,谁都不会摘了。甜甜的柿子就我一个人吃。”

明くる朝、猿平は立て札を見て、びっくりしました。「これは渋柿、食べられません。」のそばに、

嘘をかいてはいけません。

と書いてありました。

(翌日清晨,猿平看到告示牌,惊了一下。“这是涩柿子,不能吃。”的旁边,写着不能说谎。

「あれ、誰がこんなことを書いたんだろう。」

(“哎呀,这是谁写的啊?”

猿平は首を傾げましたが、思わず苦笑いをしてしまいました。

(猿平疑惑地歪着脑袋,不禁苦笑。

猿平は立て札を書き直しました。

(猿平重新写了告示牌。

この柿の木の持ち主は猿平。

(猿平是这棵柿子树之主。

すると明くる日には、そのそばに、

欲しい方は、遠慮なく取って食べてください。

と書いてありました。

(于是翌日,在其旁边写着想吃的人请不要客气地摘着吃。

猿平は気味が悪くなりました。

(猿平害怕起来。

そこへ、立て札を見た猿達が、ぞろぞろやって来ました。

(这时,看到告示牌的猴子们,络绎不绝地来了。

「猿平君、柿をご馳走になるよ。」

(“猿平君要请吃柿子。”

猿平は渋い顔をしましたが、仕方がありません。

(猿平沉着脸,很是无奈。

「さあさあ、どっさり食べてくれたまえ。」と言ってしまいました。

(“请多吃点。”他说道。

それから、猿達が毎日柿を食べにやって来るようになりました。

(此后,猴子们每天都来吃柿子。

それで猿平は、いつもより少ししか柿が食べられませんでした。そのかわり、沢山の新しい友達が出来ました。

(于是猿平只能比平常少吃柿子。不过,他结交了很多新的朋友。

誰が立て札に書いたのか、今でも分かりません。

(至今都不知道是谁写的告示牌。


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