打疫苗烧到41.5 父子再见已是来生

(東さん) 「息子とは何年も会えなかったんですけど、最近は(写真に)毎日あいさつしています。おはよう いってきます ただいま おやすみ と」 埼玉に住む東正秋さん。自宅のリビングには、2021年9月、39歳で亡くなった長男の遺影が。 死因は未だ分かっていませんが、父親の正秋さんは、新型コロナワクチンの接種で起きた、ある症状が気になっています。 (大石アンカーマン) 「1回目接種のあとは影響はなかった?」 (東さん) 「ありました。頭から首、肩(の痛み)がずっと続いて、息子は几帳面で毎日体温を測っていたみたいです。37度 38度。もちろん解熱剤を飲んでおさまった時もあったそうですが、長引いた」 最初のワクチンで長引いていた発熱。それでも2回目の接種をした3日後。知人が異変に気づきました。 (東さん) 「(彼女が)息子の家に行ってノックしても返答がない。心配で近くのおまわりさんのところに行ったみたいです。警察と一緒に息子の部屋に乗り込んだら、そこで息子は倒れていた」 千葉にある自宅マンションのリビングに倒れていた男性。既に亡くなっていました。そして、すぐそばのテーブルにあったのが… (大石アンカーマン) 「この体温計は、息子さんが亡くなっていた場所の近くにあったんですか?」 (東さん) 「そうだと思う。警察が言っていました。だから写真を撮ったんでしょうね」 この体温計、電源を入れると最後に測った41.5度が表示されました。警察が作成した死体調査等結果書にも体温計が41.5度度を示したことが明記されています。 (東さん) 「たぶん41.5度までいっているので、もだえたかどうかは分かりませんが、たぶん1つのところに居られなかったんじゃないですかね。ベッドで寝るとかじゃなくて」 亡くなった際に高熱が出ていたとみられる男性。 医師の所見では、ワクチン接種後の発熱が死亡に関連した可能性は否定できないとされました。 ワクチン接種後の死亡と40度を超える発熱の関係に注目する医師がいます。 広島大学医学部、長尾正崇教授。 法医学者として、年間100体以上の解剖を行っています。 (広島大学医学部 長尾正崇 教授) 「最初に気になったのが警察が検視をしたときに死体の体温が非常に高かったと。33度から34度とかですね。普通じゃ考えられないような温度だった…」 そして… (東さん) 「ワクチンで死ぬなんてそこまで僕の頭にはなかったんですよ」 「一言で言えば悔いですかね。13年も会っていなかった馬鹿な親父でね」 「息子の思いを伝えて、息子の無念を晴らしたい」 東さんはワクチン接種と死亡の因果関係の究明を求め、いま遺族会の活動にも参加しています。